ひじや矯正歯科

倉敷で最初の歯列矯正専門の歯科医院|ひじや矯正歯科

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 こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。

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トピックス一覧

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2018年 6月 ブレーススマイルコンテストのお知らせ

今年も恒例のブレーススマイルコンテストの季節になりました。
今回のテーマは『笑顔いっぱい!矯正歯科治療楽しんでます!』です。矯正歯科治療でキレイな歯並びになっていく皆さんの"笑顔いっぱい"の写真を募集します。
同コンテストは、矯正歯科治療中の方を対象にした笑顔のフォトコンテストで、矯正歯科治療中の方がより前向きに治療に取り組んでいただくことを目的として、日本臨床矯正歯科医会が2005年より実施し、今年で14回目になります。昨年も全国からたくさんの作品が寄せられました。  
なお、ブレーススマイルコンテスト最優秀賞と優秀賞受賞者には賞金5万円と、豪華副賞が贈呈されます。
その他入賞者全員にQUOカード5000円を贈呈されます。皆さん是非奮ってご参加ください!募集要項については、以下をご参照ください。



『第14回ブレース スマイル コンテスト 募集要項』

テーマ
『笑顔いっぱい!矯正歯科治療楽しんでます!』
募集期間
2018年6月1日(金)から9月15日(土) ※締切日必着


応募条件

・応募者が矯正歯科治療中の方。応募者のブレース(矯正装置)がはっきりと写っていること。受賞の対象となるのは応募者のみとなります。(被写体は複数人数可)
・今後日本臨床矯正歯科学会、日本矯正器材協議会が行う矯正歯科治療の啓発活動にご協力いただける方
・応募はお一人につき1点のみとさせていただきます。
  *複数名でのご応募は不可とします。


応募方法

デジタル写真データ、または、プリント写真
<デジタル写真データの応募方法>
日本臨床矯正歯科医会のホームページ(http://www.jpao.jp/smile/)からご応募ください。
  (応募受付は6月1日より開始します。)
・データサイズ 1MB以上2MB未満
<プリント写真の応募方法>
・写真はカラープリント(サービス判から2Lサイズまで)のみです。記録媒体の郵送は不可。
・写真の裏面に応募者の名前を記入してください。
・以下の必要事項を別紙に明記し(書式自由)、写真と同封してご郵送ください。

【必要事項】
応募者氏名(フリガナ)/年齢/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス(メールアドレスをお持ちでない場合は記載の必要ございません)/治療医院名/治療医院電話番号/治療開始年月日/募集を知った方法〈医院、メディアなど〉/写真のタイトル/矯正歯科治療を経験した感想。歯並びと笑顔についてのコメント〈~100字程度〉

【郵送先】 〒116-0013 日本郵便荒川支店 私書箱22号
第13回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
※応募作品はご返却しません。
※ご応募いただいた作品から入賞12作品(予定)を選出後、下記の各賞を選考します。
★最優秀賞(1名) ★優秀賞(1名) ★大会賞(1名)、他


賞・賞品

★最優秀賞  (1名)
賞金5万円と副賞(JTBギフトカード5万円分)
★優秀賞   (1名)
賞金3万円と副賞(最優秀賞と同じ)
★大会賞
賞金2万円
★最優秀賞、優秀賞、大会賞以外入賞者全員に5000円分のQUOカードを贈呈


受賞者発表

2018年10月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で入賞12作品を発表予定
2018年12月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で各賞発表予定
(日本臨床矯正歯科医会ホームページ http://www.jpao.jp)
※12月の各賞発表後、最優秀賞、優秀賞、大会賞受賞者の皆様には、2019年2月20日(水)実施予定の表彰式へのご招待のご連絡をさせていただきます。またその他の受賞者の皆様にもご招待のご連絡をさせていただく場合がございます。


注意事項

※応募作品(写真タイトル、応募コメントを含む)の使用及び著作権は日本臨床矯正歯科医会に帰属し、当会の書籍などの出版物やウェブサイト、PR・プロモーションのために使用させて頂くことがありますので、あらかじめご了承ください。なお、応募作品は返却いたしません。
※応募作品を当会の出版物やウェブサイト、PR・プロモーション活動等に使用する場合、必要に応じ画像のトリミングや色調の補正等の加工を行う場合があります。
※第三者の権利(著作権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。応募作品に著作権や肖像権の問題が発生しましても、当会はその一切の責任を負わないものとし、その責任・解決はすべて応募者に帰属するものとします。
※入賞作品(写真タイトル、応募コメントを含む)は、当医会の広報発表資料や主催する催し、広報誌や作品集等の出版物、ポスター・チラシ、ウェブサイト等で使用する場合があります。作品の使用にあたっては、入賞者の氏名や年齢、居住都道府県の表示を行う場合があります。
※応募に関する個人情報は、本コンテストに関連する業務(賞の発表や連絡を含む)、ウェブサイトや書籍等へのご協力を確認する連絡以外には使用いたしません。


主催

・公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
・日本歯科矯正器材協議会


問い合わせ先

日本臨床矯正歯科医会 第14回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
E-mail:brace-smile@jpao.jp
ブレーススマイルコンテスト ホームページ:http://www.jpao.jp/smile/

2018-05-25 15:10:57

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2018年 5月 歯の健康フェアのお知らせ

今月は歯に関するイベントのご案内です。 毎年恒例となりました『歯の健康フェア』ですが、今年もいよいよ来月開催です。無料の検診や相談コーナーが開かれたりと、お得な情報満載となっておりますので、是非この機会をご利用下さい。

『歯の健康フェア』は倉敷歯科医師会主催で開催される、市民の皆さんの歯やお口の健康に関する意識を高めていただくためのフェアです。毎年著名な講師の方を招いての特別講演会や無料の健診、大人気の体験コーナーなど色々なイベントを行っております。日程は下記のとおりです。


第42回歯の健康フェア  歯と口の健康週間特別行事 

 日時:平成30年6月3日(日)9時30分~15時
 場所:くらしき健康福祉プラザ
      倉敷市笹沖180番地(倉敷市保健所隣)
 ※無料駐車場あり
     入場無料
     会場案内はこちら

主催:倉敷歯科医師会・岡山県歯科医師会
共催:倉敷市・倉敷市教育委員会・岡山県・岡山県歯科衛生士会・岡山県歯科技工士会
後援:RSK山陽放送・RNC西日本放送・FMくらしき・NHK岡山放送局・OHK岡山放送・
        倉敷ケーブルテレビ・山陽新聞社・TSCテレビせとうち (50音順)

●特別講演会(プラザホール 5階)
     午前9時30分~11時30分 (開場午前9時)
    「~口は履歴書~口の中はふしぎがいっぱい」
    講師:岡崎 好秀(国立モンゴル医学・科学大学歯学部客員教授)
   
●とらまる人形劇団公演
  (上演作 「だいだらぼっち」「まるくてあまくてうまいもの」 )

●書道パフォーマンス   岡山県立商業高等学校 書道部 
     

●歯医者さん体験(むし歯予防・歯並び)
     午前9時30分~午後3時
  *対象 小学生以上
   *要予約

●各種イベント

 健康レクリエーション
・指型コーナー(岡山県歯科技工士会)
・豆つかみ選手権
・お口の健康教室
・口輪筋コーナー
・お口を使ってチャレンジコーナー(岡山県歯科衛生士会)
・健康くらしき21コーナー
・風船プレゼント 等

歯科相談
・口腔がん検診(協力:岡山大学病院)
・歯の健康力測定・歯科相談

お楽しみ企画
・スタンプラリー(すてきな景品がもらえます)
・倉敷スマイルフォトコンテスト


など盛りだくさんです。多数のご来場をお待ちしています!


お問い合わせ先
   〒710-0057 倉敷市昭和2-2-17
    (社)倉敷歯科医師会
        Tel (086)422-2122
    Fax (086)426-9200
      ホームページ
     http://www.kuradent.jp

2018-04-17 14:22:13

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2018年 4月 保険適用疾患の改定のお知らせ

今月は平成30年度の厚生労働省の保険診療報酬の改定のお知らせです。 一般に矯正歯科治療では、健康保険が適用されず治療費はすべて全額自費と思われがちですが、例外として以下にあげる疾患・症例の方は厚生労働大臣により歯列矯正に保険の適用が承認されています。

1 歯やあごに異常が現れる先天疾患の方
2 顎変形症(手術による矯正歯科治療が必要な症例)の方
 *ただし顎変形症は当院のような顎口腔機能診断施設の認定を受けた診療所で治療を受けることが条件とされています。

 この中で「歯やあごに異常が現れる先天疾患」とは厚生労働大臣によって定められた以下に記載する特定の疾患なのですが、今年度の保険診療報酬の改定で、この歯科矯正の対象となる疾患の追加と疾患名の標記の見直しが行われました。 新たに「歯科矯正の対象となる疾患」に「前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)」などが追加され、以下の53疾患になりました。(変更があった疾患は赤字で記載しています)

ところで、「先天疾患」というと、「すごく大変な病気」「うちの子は普通なので関係ない」と思いがちですが、疾患によっては乳児期に症状が表れ診断名がついたけれど、症状はごく軽度でその後はなんら問題なく成長し、本人も親御さんも忘れてしまっている、というパターンや、逆に「6歯以上の先天性部分(性)無歯症」などはある程度成長しないとわからない疾患です。(2017年   9月 保険でできる矯正治療について ・ 2016年   8月 永久歯先天性欠如は10人に1人!! 参照 )せっかくの制度ですので、矯正治療を受けたいと思われている方で以下の疾患に該当される方はぜひお申し出ください。すでに治療を始められている方も切り替えは可能ですのでご確認ください。  
また、当診療所は自立支援機関(旧名称 育成・更正医療認定機関)でもありますので、先天性唇裂口蓋裂や全身疾患による咬合異常の治療の場合、保険治療の一部負担金に対する補助制度も適用されます。その他治療費につきましては、『医院紹介』の『治療費』の項もご参照ください。

 

<昨年度まで>
唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
鎖骨・頭蓋骨異形成
トリチャーコリンズ症候群
ピエールロバン症候群
ダウン症候群
ラッセルシルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ヴィードマン症候群
ロンベルグ症候群
先天性ミオパチー(先天性筋ジストロフィーを含む。)
顔面半側肥大症
エリス・ヴァン・クレベルド症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダーウィリー症候群
顔面裂
大理石骨病
色素失調症
口‐顔‐指症候群
メービウス症候群
カブキ症候群
クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群
ウィリアムズ症候群
ビンダー症候群
スティックラー症候群
小舌症
頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む。)
骨形成不全症
口笛顔貌症候群
ルビンスタイン-ティビ症候群
常染色体欠失症候群
ラーセン症候群
濃化異骨症
6歯以上の先天性部分(性)無歯症
チャージ症候群
マーシャル症候群
成長ホルモン分泌不全性低身長症
ポリエックス症候群
リング18症候群
リンパ管腫
全前脳(胞)症
クラインフェルター症候群
偽性低アルドステロン症(ゴードン症候群)
ソトス症候群
グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)





 
<今年度より>
唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
鎖骨・頭蓋骨異形成
トリチャー・コリンズ症候群
ピエールロバン症候群
ダウン症候群
ラッセルシルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ウイーデマンヴィードマン症候群
顔面半側萎縮症ロンベルグ症候群
先天性ミオパチー(先天性筋ジストロフィーを含む。)
筋ジストロフィー
脊髄性筋委縮症

顔面半側肥大症
エリス・ヴァンクレベルドヴァン・クレベルド症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダー・ウィリー症候群
顔面裂
大理石骨病
色素失調症
口腔・顔面・指趾症候群口‐顔‐指症候群
ビウス症候群
カブキ歌舞伎症候群
クリッペル・トレノネートレノーネイ・ウェーバー症候群
ウイリアムズウィリアムズ症候群
ビンダー症候群
スティックラー症候群
小舌症
頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む。)
骨形成不全症
フリーマン・シェルドン症候群口笛顔貌症候群
ルビンスタイン・-ティビ症候群
染色体欠失症候群
ラーセン症候群
濃化異骨症
6歯以上の先天性部分(性)無歯症
CHARGEチャージ症候群
マーシャル症候群
成長ホルモン分泌不全性低身長症
ポリエックス症候群
リング18 症候群
リンパ管腫
全前脳
クラインフェルター症候群
偽性低アルドステロン症 (ゴードン症候群)
ソトス症候群
グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
その他顎・口腔の先天異常 (その他顎・口腔の先天異常とは、顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができる。)

2018-03-24 14:44:00

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2018年 3月 歯科衛生士という仕事

こんにちは。 まずは、先月は学会により診療日の大幅な変更をさせていただき、患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
お陰様で、学会プログラムすべて滞りなく終了し、当院院長も無事、大会長という大役を果たすことができました。また、新しい矯正装置や器具などもいくつか導入することになりましたので、患者の皆様により一層お役に立つことができることを期待しております。

さて、前置きが長くなりましたが、先月は学会のほかにも、歯科衛生士学校の教育実習がありました。
こちらは毎年この時期におこなわれており、当院では平成23年度から歯科衛生士学校の生徒さん4名ずつを受け入れております。
短い期間ではありますが、見学や診療の補助等を通して、矯正専門の歯科の実際に触れて学んでいきます。




 ところで、皆さんは「歯科衛生士」という仕事をどのくらいご存知でしょうか?
歯医者で働く仕事というと、まず思いつくのは「歯科技工士」さんではないでしょうか。こちらは入れ歯や歯の詰め物、矯正の装置などを作るお仕事で、基本的にはあまり診療室で患者さんに触れることはありません。
それ以外の、、、というと、わりあいよく言われるのが「ああ、歯科助手さんですか!」となるのですが、厳密には「歯科助手」と「歯科衛生士」は別の業務になります。(が、どうも「歯科衛生士」という言葉になじみがうすいようで、伝わりにくいので、ついつい「そんな感じです」と答えてしまいがちなのですが、、、)

では、なにが違うのか?といいますと、

歯科衛生士は
法律に基づいた国家資格であり、厚生労働省指定の養成所等で3年間修業し、国家試験に合格しないとなれません。 お仕事の内容は歯科予防処置・保健指導・診療補助などの歯科医療業務です。

歯科助手は
基本的に特に資格は必要ありません。ただし歯科医師会が民間のスクールが独自に定めた認定資格はあり、数週間~1年程度で取得できます。診療の補助を行いますが医療行為を行うことはできません。(治療の準備・片付け、患者の誘導、受付業務、カルテの情報をコンピュータに入力、掃除・洗い物、歯科用品や薬品の仕入れなど)


つまり、歯科医への器具の受け渡しなどの診療補助はどちらも行いますが、歯石を取ったり、歯磨き指導などの医療行為は歯科衛生士でないとできません。
このあたりの認識があまり一般的でないため、高校卒業後の進路を選ぶときに、簡単に取得できる歯科助手の民間資格だけで歯科医院に就職したものの、実際の業務内容の制限や待遇も違いに、あらためて歯科衛生士学校に入りなおす、、、という人もいるようです。

ということで、現在岡山県には3校の歯科衛生士専門学校があり、今回見学実習にやってまいりましたのは、朝日医療大学校 歯科衛生学科の2年生の生徒さんたちです。
2名ずつの2チームが各4日間ずつ見学実習をおこないました。
すでに2年生ですので、さまざまな歯科医療に関する授業や歯科医院で実習も5軒は行ってきたそうで、ある程度の知識は持っていますが、矯正歯科は歯科の中でも特殊なので見るもの聞くもの初めてのものが多かったようです。教科書の写真で見た器具も、実際に触ってみないとわからないものです。



  矯正装置製作の見学
  当院では基本的に矯正装置は専門の技工士が作りますが、簡単なものであれば衛生士が作ることもあります。
  装置の仕組みや使用する材料を勉強します。

  

  診療の見学
  矯正歯科では歯科衛生士の処置する診療がたくさんあります。
  実際の診療をみて患者さんへの接し方などを学びます。
  

  診療補助見学
   写真では見切れていますが、医師が診察中です。
  器具の受け渡しなどの診療補助は一見簡単そうですが、スムーズな診療のためには器具の渡す向きや、
  指示される前にすでに準備しておくなど、場の状況を判断し、先を読んで動けなくてはなりません。
  
 


矯正治療における歯科衛生士の業務範囲は一般歯科診療よりも広く、歯科衛生士としてもとてもやりがいのある仕事です。 矯正装置の製作から装置のセット・患者さんへの説明指導など四日ですべてを見学するのは不可能ですが、基本的な部分だけでも一通り見学できたのではないかと思います。
とかく「難しそう」と敬遠されがちな矯正歯科ですが、こういった優秀な学生さんたちが矯正歯科を志してくれたらありがたいです。

最後に、将来の進路に悩む学生さんたちの参考になればと、彼女たちにアンケートをお願いしてみました。 今回実習にきた学生さんは全員高校卒業後すぐに歯科衛生士学校に進学した子たちでしたが、一回他業種を経験してから入学する方もいます。以前の学生さんでは30代の方もいました。年齢を気にせず、本当にやりたい仕事に挑戦するのもすばらしいですね。
参考までに全文掲載させていただきます。アンケートに協力していただいた学生さんたちありがとうございました。また、彼女たちの見学にこころよく協力してくださった患者の方々にも御礼もうしあげます。



M.Tさん

1.歯科衛生士になろうと思った理由はなんですか?
資格が取れて、一回辞めても再就職しやすいからです。

2.衛生士学校はどうですか?
実習がたくさんあり、精神的・体力的にきついこともありますが色々なことを学べとても勉強になります。

3.歯科矯正の実習はどうでしたか?
歯科矯正を始めて見たので、プライヤーの種類の多さ、歯科衛生士がする仕事の多さに驚きました。   分からないことを丁寧に詳しく教えて下さりとても勉強になりました。

4.将来はどんな歯科衛生士になりたいですか?
患者さんから信頼される歯科衛生士になりたいです。 
そして、何歳になってもバリバリで働いていたいです!笑


N.Mさん
1.歯科衛生士になろうと思った理由はなんですか?
安定した職につきたかった

2.衛生士学校はどうですか?
朝日は臨床実習が多く特にこの時期は長期実習、岡大実習、矯正実習がたて続けにあり体力的にはしんどかったですが沢山の実習を行うことで歯科衛生士の職業の幅の広さを知ることが出来きました。

3.歯科矯正の実習はどうでしたか?
初めて見る治療ばかりで新鮮でした。また矯正歯科では歯科衛生士の行う業務が多く技術と知識が求められるなと思いました。

4.将来はどんな歯科衛生士になりたいですか?
ICU口腔ケアラウンドに携わりたいです

H.Mさん
1.歯科衛生士になろうと思った理由はなんですか?
一般歯科とはまた違った患者様とのコミュニケーションの取り方などとても勉強になりました

2.衛生士学校はどうですか?
普段の実習も勉強も周りの人達と高めあって頑張っています

3.歯科矯正の実習はどうでしたか?
知識やスキルはもちろん、患者様に信頼を寄せて頂けるような話術も持った歯科衛生士になりたいです

A.Mさん
1.歯科衛生士になろうと思った理由はなんですか?
高校に入り、様々な大学や専門学校について調べて行くうち、歯科衛生士という仕事があることを知りました。オープンキャンパスで歯衛生士の仕事の体験をさせて頂いて、「なんて楽しい仕事だろう!」と思ったのがきっかけでした。

2.衛生士学校はどうですか?
入学してはじめに教科書の山を見たとき、かなりショックでした。今でもダンボールが一杯になるくらいの知識を身につけるために日々頑張っています。二年生では実習へ行くことが多く、疲労とレポートと戦う毎日でしたが、習ったことを実践したり、新たな知識を得られたりするので楽しい毎日でもあります。

3.歯科矯正の実習はどうでしたか?
矯正器具や装置のイメージは授業では掴みづらいところがあったので、実際につけているところや治療の経過を見られたので一気に理解が深まり、本当に良かったと思っています。

4.将来はどんな歯科衛生士になりたいですか?
将来は楽しく治療を受けてもらえるような、楽しい歯科衛生士になりたいです。 患者さんとふれあえるのは歯科衛生士にとって、とても嬉しいことだと思います。患者さんにもそう思ってもらえるよう、笑顔でたくさんお話ができるようになりたいと思います!



2018-03-01 17:22:00

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2018年 2月 学会による休診と講演会&ホワイトワイヤーについてのお知らせ

こんにちは。今月は学会による診療日の変更と、その学会で一般の方向けに行われる講演会のお知らせです。
一口に学会といっても様々ありますが、今回開催される学会は「日本臨床矯正歯科医会」という団体の岡山大会で、大会長を当院の院長が務めさせていただくことになっております。
そのため講演会当日と学会前後準備等で、2月18日(日)、2月20日(火)~23日(金)を休診とさせていただきます。その代わり2月15日(木)、25日(日)は診療いたします。ご迷惑をおかけしますが、予約の際はご注意ください。

さて、あわせて開催される講演会ですが、こちらは2月18日(日)に倉敷で行われます。参加費無料で予約等も不要ですので、すでに矯正治療を受けておられる方も、矯正治療を受けるべきかどうか・いつ受けたらいいのか迷っている方も、大変わかりやすく為になる内容となっておりますので、是非ご参加ください。

 
 

ホワイトワイヤー導入についてのお知らせ

かねてご希望の多かったホワイトワイヤーですが、ついに正式に導入することになりました。
ワイヤー交換の際にお申し出いただければ、通常の処置料+1080円にて、通常のワイヤーからホワイトワイヤーにランクアップさせていただきます。ご希望の方は随時スタッフにお申し出ください。
また、ホワイトワイヤーの詳細につきましてもお気軽にお尋ねください。

ホワイトワイヤー

クリアブラケット通常のワイヤー

2018-01-13 12:05:48

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2018年 1月 進学・転勤等、引越しにともなう、転医について

あけましておめでとうございます。
こちらのトピックスのページも開設以来、早11回目のお正月を迎えることとなりました。これからもよりいっそう皆様お役に立てますよう精進して参りたいとおもいますのでどうぞよろしくお願いいたします。本年も良い年になりますようお祈り申し上げます。

さて、新年早々ではありますが、受験生の皆さんはそろそろ大詰めですね。早くも進学先が決まった方もおられるでしょうか。進学以外でも卒業や就職、転勤などこの春に引越しの決まった方はおられますか?
もし、遠い県外への引越しで通院が難しくなってしまったら治療はどうなってしまうんだろう・・・。不安になっておられる方も多いと思います。心配はご無用です。きちんとした手続きをとれば、転居先でも安心して治療が継続できるよう、付近の矯正医をご紹介いたします。
ただし、治療を継続するためには、これまでの治療経過や初診時の記録の複製などの資料を継続してくれる医師にお渡しする必要があり、そのための準備には1ヶ月程度必要ですので、できるだけ早めのお知らせをお願いいたします。そのほかにも治療費や転居先の矯正医の選び方や、逆に転居してくる場合などいろいろありますね。ということで、今回は矯正治療の途中で引越しになってしまった場合についてのお話です。



<転医資料用 平行模型>

ご存知のように矯正治療は数年単位で継続した治療を行うため、治療の途中で転居、結婚、出産などをはさむケースも珍しくありません。ですので、治療中に通院が難しいほど遠くへ転居しなくてはならない場合にも、問題なく治療が継続できるように、矯正医どうしの間できちんと連携をとることになっています。こういった転居先で通院できる医院へ変わることを「転医」といいます。

転医するには、それまでの治療の経過がわかるように、その患者さんの記録や資料が必要になります。元の歯並びやどういった経過で治療が進行してきたかがわからないと、治療の予測や計画を立てることが困難だからです。たとえば、前歯のかみ合わせの浅い患者さんが来院されたとして、元々深い咬み合わせをそこまで浅くしてきたのか、もっと浅い咬み合わせの治療の途中なのかでは、治療の進め方がまったく変わってきてしまうのです。 他にもどうやって転居先で医院を探したらいいのか?治療費はどうなるのか?など色々気になることは多いと思いますので、以下、転医の流れ・治療費・注意事項などについてお話していきましょう。


<転医の流れ>

1、 転居のお申し出もし進学・転勤などで引越しの可能性がでてきた場合には出来るだけお早めにお申し出ください。後述する転医先医院のリストアップや資料の作成にはお時間がかかります。転居先のエリアが確定していない場合でも、通院が困難になりそうな場合には早めにお申し出ください。

2、 引越し先のエリアの矯正医のリストアップエリアが決まったら、当院のほうで、転居先のエリアの矯正医を探してリストアップしますので、その中から受診する医院をお選びください。矯正の標榜をしている歯科医院でも、治療技術の差があるため、一定以上の技術レベルと考えられる医院の中から選ばせていただきます。ただし地域によっては矯正医が少ない場合があります。転居先の住居のお近くでなくても、通学先の近くや、通勤通学途中の最寄の大きい市街などから、探すのもよいでしょう。

3、 転医資料の作成転医先でスムーズに治療が継続できるように、当院に保管してある初診時や治療経過の模型・レントゲン・口腔内写真などの治療記録を転医先の医院にお渡しするために複製を作成いたします。(進学先から帰省される場合や、万が一の紛失に備えて、オリジナルの資料は引き続き当院でも保管いたします。)治療経過や治療費のお支払い状況などのお手紙もあわせてご用意いたします。資料の作成は、特に石膏模型複製に時間がかかるため、最速でも一月程度必要です。なお、当院では資料の作成費は特にいただいておりません。

4、 転医資料のお渡し実際に転居される直近の、当院での最後の診療の時に、準備した資料やお手紙をお渡しします。お時間がとれず来院できなかった場合や、資料の作成が間に合わなかった場合には、転居先の住所または転医の医院に直接郵送させていただきます。

5、 転医先医院受診リストの中から通院しやすそうな医院を見つけたら、まずは予約のお電話をしてください。(医院によってはあらかじめこちらから連絡させていただく場合もあります。)当院からの転医希望であることを伝え、受診の際は資料をお忘れなくお持ちください。実際の医院の雰囲気や細かい費用や診療内容など、受診してみないとわからない部分もありますので、リストの中から複数まわってみるのもよいでしょう。その際は持参した資料は返却してもらい、次の医院に持参してください。


<治療費のお支払いについて>

治療の途中での転医の場合、治療の進行状況に応じて矯正料金をいただくことになります。
(例:矯正料金60万円でスタートした治療の6割進んだところで転医の場合 60万円×60%=36万円)
もし既に全額お支払い済み、あるいは進行状況以上の治療費をお支払い済みの場合は、進んでない部分に相当する費用は返金させていただきます。
(上記例の場合 60万円―36万円=24万円返金)

逆に治療の進行状況に対して矯正料金の入金が間に合っていない場合には、進んでいる部分までの矯正料金をご入金いただきます。
ご入金の状況に関しては転医先医院にお伝えいたしますが、自費診療のため各医院で料金体系はまちまちですので、当院の残金と同額で治療できるとはかぎりません。受診した際にしっかり確認しましょう。

一般に物価の影響から都心部の方がやや高くなる傾向はありますが、極端に高額な場合などはご相談ください。また、医院によっては新たに検査費が必要な場合や治療装置を変更になる場合もあり、転医の際には若干追加の費用が必要な可能性があります。


<その他のご注意>

*舌側矯正やインプラントを使用した治療の場合、矯正治療を専門に行う医院でも、かならずしもすべての医院で同治療を行っているわけではありませんので、同治療の継続可能な転医先を選ぶため、医院の選択肢が狭くなる可能性があります。

*医院によって使用する矯正装置はまちまちで、場合により装置の変更を求められる可能性があります。永久歯の矯正治療で使用する固定式のマルチブラケットの場合は装置のメーカーは違っても基本の構造は近いものが多いので、そのまま継続できる可能性が高いでのすが、乳歯期の治療法は医院により違う場合がやや多いです。

*上記の理由で転医の際は追加の費用が発生する場合がありますので、治療終了が近く残りの通院回数が少ない場合で、転居先が比較的近距離の場合には、転医しないほうが金銭的負担が少ない場合もあります。ただし緊急時の対応がしづらいなど、一長一短ありますのでいろいろ情報を集めてよく相談してみましょう。治療が終了していて、定期健診だけの通院の場合は、来院回数も少なく来院の間隔も3ヶ月ごと程度なので、引き続き帰省時にのみ当院を受診されるパターンもあります。その際、緊急時の対応のために転居先近くの矯正医もご紹介いたします。


<他県から当院へ転医してくる場合>

*来院の際はあらかじめご予約ください。

*その際、上記の前医院での治療経過等の資料があればお持ちください。

*資料が間に合わない、紛失、などで資料を持参できない場合でも、こちらから転医前の医院に連絡をとるなど、できるかぎりの対応させていただきますので、ご相談ください。

*資料は治療計画の検討のためお預かりいたしますが、当院で治療を希望しない場合にはお返しいたします。


以上転医についてのご案内でしたが、ご不明な点、聞いておきたいことなどありましたら、お電話・メール等お寄せください。

2018-01-01 15:29:00

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2017年 12月 年末限定 プチギフトのご案内

今年も早12月。なにかとあわただしい師走ですが、みなさん新年を迎える準備はすすんでいますか?
当院でも今年も年末限定で、当院イチオシの歯ブラシCi700のプチギフトセットもご用意いたしました。

当院で一番人気のCi700を各色(青・ピンク・白・黄緑・オレンジ)2本ずつ計10本入に、歯磨きマニュアルとメッセージカードを添えて、1セット500円(税別)
Ci700は極細毛と平切り普通毛のダブル植毛で、歯の細かい隙間と平面の固めの歯垢の両方の除去に優れており、永久歯に生え変わった10代から、年配の歯周病の方まで幅広くお勧めしております。

日頃の感謝をこめてお友達やご親戚にちょっとした贈り物をしてみてはいかがでしょう?


2017-12-01 15:34:00

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2017年 11月 診察券がリニューアルいたします

こんにちは、今月のトピックスは、診察券リニューアルのお知らせです。
長年ご利用いただきました、診察券ですが、サイズが微妙に大きくお財布のカードケースに入らないということで、皆様にご不自由をおかけしておりましたようで、このほどサイズ・素材等を一新して、新デザインに切り替えさせていただくこととなりました。
こちらが新しい診察券のデザインです。

     <表>
     


     <裏>
     


画像だと黄色っぽく出てしまいましたが、医院のイメージカラーのグリーンを基調に、ペールトーンのソフトな印象に仕上がりました。
既存のカード同様、裏面に次回診察日を記入するようになっております。
サイズは一回り小さく、86×54mm。素材は薄型の樹脂製になっておりますので、カードケースに収納しやすくなったと思います。
新規の患者さん分から徐々に切り替えてまいりますが、ご希望の方はお申し出いただければ既存のものと交換させていただきます。

2017-11-01 11:57:00

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2017年10月 親知らずの悲劇、、、後悔、先に立たず

皆さん親知らずはありますか?特に下あごの親知らずが、どうなっているか把握していますか?
まだ生えていないから大丈夫と思っている人、ちょっとだけ生えて途中でとまっている人、
なかには生え方が悪くて抜歯をすすめられたけど、なんとなくそのままにしている人、、、結構多いですよね。
今回はそんな人に起こった悲劇のお話です。

まず、こちらの写真をごらんください。



右下の奥歯の写真です。 一見歯並びもよく歯磨きもよくできていますが、一番奥の部分をズームしてみましょう。




黒い矢印は第一大臼歯、第二大臼歯ですが、その奥の黄色い矢印の部分、白い丸いものが見えています。
これが親知らずです。ほとんど生えていません。このくらいの状態だと生えていることに気づかない人も多いです。

が!!すでに悲劇はおこっています。ミラーを使って後ろからみてみましょう。



ミラーに親知らずと手前の第二大臼歯がうつっています。わかりますでしょうか?
レントゲンでみると、親知らずと第二大臼歯の位置関係はこんな感じになっています。




手前向きに倒れているのがわかりますか?ちなみにこのレントゲンは10年くらいまえに撮影したもので、歯の位置関係自体は今と変わっていません。 現在の状態をもう一度しっかり見てみましょう。



ミラーに写っているのは手前の第二大臼歯。その端っこに穴が!!!
完全な虫歯です!それもかなり大きな!探針という器具で探ると深さもかなりありました。
虫歯を見慣れない一般の方にはピンときにくいでしょうが、虫歯というのは入り口の穴に対して内部はありの巣のようにドーーーンと広がっていくものなので、入り口がこのくらいだと、これはかなり大きいです。

ちなみに、この親知らずの持ち主は当院の元スタッフ。本人の了承を得て3DCTをとってみました。






歯の内部の黒くなっている部分は虫歯で腐っている部分です。歯の神経の管の端っこにまでかかっています。 ここまできていると神経は抜かなくてはならないでしょう。その上で腐っている部分はすべて削り取り銀歯になるでしょう、、、。
親知らずが、ではありませんよ?親知らずの手前で、ちゃんときれいにまっすぐに生えていた第二大臼歯がこんな目にあってしまっているのです。完全なとばっちりです。

どういうことかというと、こうです。




先述のとおり、この歯の持ち主は元歯科衛生士ですので、歯磨きはしっかりできていました。それでも上図のように深い部分は物理的に磨くのは不可能なのです。
CTをみてもわかるように虫歯の穴の中心部はかなり深い部分です。歯ブラシの届かない深い部分から出来始めた虫歯の穴が徐々に広がっていって歯の上部に穴の端っこが見え始めて、やっと持ち主も気づいたようです。これでもさすが元歯科衛生士。比較的早く気づいたほうです。成人の虫歯はゆっくり進むので、痛みが出にくいのです。歯の内部が全部腐って、外側の薄いエナメル質層だけになるまで気づかず、ある日ちょっと硬い物をかんだ時にバキっとくだけてやっと気づく、、、しかし、すでに歯の内部は腐り切って治療も手遅れ。これが最悪のパターンでしょうか。

すべては親知らずのせいです!
もちろん親知らず本体も虫歯になっていますし、第二大臼歯の治療のためにも親知らずは抜歯です。 もともとこんな生え方で役にもたっていなかった親知らず自体は抜歯でもぜんぜん惜しくありませんが、虫歯になってしまった第二大臼歯はもう帰ってきません。第二大臼歯は左右に2セットずつしかない大臼歯のうちのひとつで、かみ合わせの中でも非常に重要な歯です。さらに位置的に一番奥にある歯なので、第二大臼歯を失うとブリッジはできません。大金をかけてインプラントをいれるか(40~50万円)入れ歯にするか、歯がないままで我慢するか(左右でバランスが変わるので咬み合わせに影響はでます)・・・。


               前後に歯がないとできません。


さて、今回、巨大虫歯ができてしまった、元スタッフ、それはそれはショックを受けていました。なにしろ、親知らずの生え方がまずいということは十分に把握していただけに、何度も「なんで抜いとかなかったかなあ・・・」と繰り返していました。 後悔先に立たずとはまさにこのことです。

確かに親知らずの抜歯は億劫です。腫れるかもしれない、痛そう、、、加えて忙しくて行く暇がない、今は痛くないから・・・、抜歯を先延ばしにする理由はいくらでもあります。しかし、第二大臼歯がだめになってからやっと親知らずを抜きに行きますか?結局抜歯になるのなら、とばっちりで犠牲になった第二大臼歯がもったいなくないですか?自分の行動はすべて自分に帰ってきます。今回の事例は非常によくわかる例だったと思います。

最後に。ありがたいことに このスタッフ、新卒のときからずっとのつきあいですので、年齢ごとのレントゲンがあります。年齢ごとの親知らずの行方をもう一度、皆さんご参考になさってみてください。
    
      22歳 親知らず、顎の骨の中ででき始め。まだ向きは上向きだが、手前の歯に引っかかりそう
    
      32歳 10年で徐々に倒れて見事に横向きに
     
    40歳  現在、巨大虫歯。このうえなく残念な結果に、、、。     

2017-10-01 11:42:00

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2017年 9月 保険でできる矯正治療について

今月は保険でできる矯正治療についてのお話です。
ここ最近、保険でできる矯正治療についての問い合わせが相次いであったのですが、どうも保険でできる矯正治療についてきちんとご理解いただけてないのだなあ・・・という印象を受けましたので、治療費のページと若干内容が重なるかとは思いますが、実際の例をとりながら、改めてお話しさせていただきます。

1.保険でできる矯正治療があるのか?
2.自分が該当するのか?意外と自分のことでもわかっていない、見逃されがちな例
3.保険診療の勘違い・・・聞きかじり、記憶違い、思い込み
4.保険で治療を受ける際に気をつけたいこと




1.保険でできる矯正治療があるのか?
あります。
そもそも保険による医療は、国によって定められた範囲の症例に適応され、美容整形や見た目のよい歯の被せなど、健康な日常生活を送るのに直接的に支障のないプラスアルファ的な治療には適応されにくい傾向があります。
歯科矯正治療も基本的にこの範囲に相当し保険は適応されません。歯並びが多少出っ歯や凸凹でも物を噛むのには支障はないからということです。

 しかし、物を噛めないくらい歯並びが悪かったら?
普通の矯正治療だけでは治せないくらい顎のズレが大きい人、口蓋裂といって、生まれつき上顎の骨が割れていて歯もよく生えることが出来ない人、また直接歯や顎の疾患ではありませんが先天性の全身疾患が原因で歯や顎に影響をおよぼすような症例の場合、保険の適応になります。数年前からは永臼歯が6本以上先天的に足らない人も対象になりました。(以下参照)


    口蓋裂症例の口腔内
    


2.自分が保険適応症例に該当するのか?増え続ける適応疾患 意外と自分のことでもわかっていない、見逃されがちな例

さて、「物を噛めないくらい歯並びが悪かったら」といっても、本人の主観で「咬みにくいから保険の適応にしてください」というわけにはいきません。なにしろ日本の保険制度は増え続ける医療費で常に財源不足なのですから。 ですので、保険の適応には、「明確に疾患名の診断がつく」ということが必要です。この保険適応になる疾患はH29年現在で顎変形症(がくへんけいしょう)(手術による矯正歯科治療が必要な症例)と、厚生労働大臣が定める、歯やあごに異常が現れる先天疾患(50疾患) 、の51疾患があります。

ここで気をつけたいのは、これらの保険適応疾患に自分が該当しているのか、本人も家族も気づいていない場合があるということです。

まず、顎変形症について。
顎変形症とは、顎の骨の位置のズレや変形など、顎の不具合が根本的な原因となって、噛み合わせの問題などが生じる疾患です。顎口腔機能診断施設に指定されている医療機関で診断し、顎変形症であることが認定され、規定の外科手術を含んだ治療を行えば、健康保険の適用の対象となります。自分では、そこまで深刻な疾患とは自覚していなくても、認定される可能性があるので、まずは歯医者さんに相談してみましょう。
後述する保険適応の先天性の疾患は医師側が一定の医学的診断基準によって診断を下すのですが、顎変形症の場合は実際に治療する矯正歯科医が診断名をくだします。この場合ある程度患者さん側の主観も影響してきます。たとえば、受け口の患者さんが来院されたとして、その症例がどうやっても通常の矯正治療だけでは治療がむずかしい場合と、ぎりぎり手術なしでも治療できるかどうかのボーダーラインくらいの症例の場合があります。
後者の場合は患者さんが手術を併用したいかどうかで分かれることになります。
もちろん、検査をしたあとで、その症例によって、手術を併用した場合と矯正のみで治療した場合の、治療後の違いや治療中のメリットとデメリットなどをよく説明し、患者さん本人と相談の上で治療の方向を決定します。患者さん本人が顔貌の骨格的な改善を希望し、手術を併用して矯正治療することを承諾された場合に、診断名が「顎変形症」となり保険適応となります。  

  
     顎変形症の診断を受けた下顎前突症例の口元
         治療前
            


つづいて厚生労働大臣が定める、歯やあごに異常が現れる先天疾患について
この保険適応疾患はここ10年、2年に一度のペースで増えており、2007年にはわずか10疾患でしたが、現在では51疾患です。つまりお子さんが何らかの疾患の診断を受けたときには適応でなかった疾患も、いつのまにか保険適応になっている可能性があります。

先天性の疾患というと生まれつき見た目にもすぐわかるような奇形的な外見特質をイメージしやすいのですが、決してそうとばかりではないのです。疾患自体がある程度成長しないとわからない場合がありますし、歯やあごに異常があらわれるといっても、そのあらわれ方は個人差があり、人によっては比較的軽度の場合もあります。

 
    保険適応疾患の一つピエールロバン症候群の口腔内
                
      *ピエール・ロバン症候群

新生児において希に起こる先天性かつ複合的な疾患で、主な症状として小下顎症、舌根沈下、気道閉塞が揃って見られる。 その他の、付随的な症状としては軟口蓋裂、近視、緑内症、摂食障害、チアノーゼ、不眠症、心房(心室)中隔欠損症、心臓肥大、肺動脈高血圧症、動脈管開存症、脳障害、言語障害、運動機能障害などを伴うこともある。発生率は3000人に一人 とも3万人に一人と言われるが、ピエール・ロバンと診断されず、ただの小顎症と診断されるケースも多い。乳児期には下顎やオトガイが極端に後退していて、横から見ると鳥の様な顔つき(鳥貌様顔貌)呈するが、多くの場合発育と伴に下顎が上顎に追いつく様な発達(Catch-up growth)が見られ、顔貌も大きく改善することが報告されている。
 
当院の経験した例では、シルバー・ラッセル症候群のお子さんの治療をさせていただきましたが、外見的にもお口の中の状態も極端に異常があるといった雰囲気ではありませんでした。たしかに小柄なお子さんだなという印象はありましたが、歯並びも普通に凸凹しているくらいでしたので、かかりつけ医の紹介状とご本人・ご家族からの申し出がなければ気づかなかったかもしれません。

     *シルバー・ラッセル症候群(Silver-Russell Syndrome: SRS)
重度の子宮内発育遅延、出生後の重度の成長障害、三角の顔や広い額などのような頭蓋および顔面特徴、身体非対称と ほかの様々な小奇形で特徴づけられる、臨床的に多彩な症状を呈する疾患
 
また、2012年に適応疾患に追加された「6歯以上の先天性部分(性)無歯症」、これは永臼歯の数が通常より少ない症例です。 以前こちらのトピックスでも取り上げたのですが、永臼歯の数が少ない子自体は決して少なくありません。(2016年   8月 永久歯先天性欠如は10人に1人!! )1本だけ足らない子もから複数本足りない子まですべての割合ですが、このうち6本以上足らない場合「6歯以上の先天性部分(性)無歯症」という診断名になり、保険適応になります。 「無歯症」というとぜんぜん歯がないような印象をうけますが、永臼歯がない分、乳歯が残っている場合も多く、永臼歯の交換は遅い子だと15~16歳くらいまでかかる子もいますので、なかなか気づかれない場合もあります。学校検診でなんらかのチェックを受けたらきちんと歯科を受診しましょう。

以上が平成29年現在の適応疾患ですが、今後も適応疾患は増えていくと思われますので随時注意してみてください。
       現在の保険適応51疾患につきましては、こちらをご覧ください。
         平成28年度保険適用疾患の改定


3.保険診療の勘違い・・・聞きかじり、記憶違い、思い込み
さて、今回この保険について書くことになったきっかけですが、患者さんとのお話のなかで、「最近、保険で矯正してる子、多いですよね~」といわれたことです。確かに保険適応疾患はふえていますが、そもそもその先天性疾患自体、出現頻度がそう高いものではないので、(口蓋裂で500人に1人くらい、ラッセルシルバー症候群になると日本全国で500~1000人くらい)「??」と思ったのですが、その後も別件ですが、お電話で初めての方から「保険で矯正をやっていますか?」という問い合わせがあり、「やっていますが、適応になるのは先天性疾患がある場合と手術を併用する場合です」とお伝えするとすぐに切れてしまいました。
・・・どうも、お二人とも普通の矯正も保険でできる歯科医院があると思われている様子です。

保険診療は国の法律でさだめられている以上、例外はありえません。
気になったので、インターネットで保険適応の矯正治療と、その認知度について調べてみたりしたのですが、どうやら、一般の虫歯などの保険診療を主におこなっている歯医者で矯正治療を受けている患者さんで、矯正治療も保険で受けていると勘違いしている方がいるようです。
保険診療を主にしている歯科では、基本的に保険証の提示を求められます。またそういった一般歯科が主の医院では矯正治療も既成のマウスピースなどを使った小額の簡単な矯正のみを行う場合があり、結果、「保険証をだしている」「治療費の額が低い」ということで、保険で矯正治療を受けていると、本人ですら勘違いしている場合があるようです。

インターネット上のサイトでも、きちんとした公のサイトでは保険についておおむね正しく書いてあるのですが、質問サイトでの質問やその回答にはあいまいなものや勘違いしたものもかなりあり、ひどいものになると、ベストアンサーが「自費診療はぼったくり医師のやることだ」といったものもある始末で、「ぼったくり」は極端な例ですが、善意の回答でも回答者自身が勘違いしていたり、個人の経験のみに基づいた思い込みの回答もあり、質問サイトのマイナスの一面を感じました。たしかに専門的なサイトを読むのはめんどうかも知れませんが、安易に都合のよい回答のみを鵜呑みにするのは気をつけましょう。


4.保険で治療を受ける際に気をつけたいこと
保険適応疾患に該当すればだれでもどこでも保険で治療できるかというと、そうではありません。以下に保険で矯正治療を受ける際に気をつけたいことをまとめましたので、参考になさってください。

1) 矯正治療する歯医者が国の指定機関であること
保険診療で歯列矯正を行うには国が指定した特別な機関である必要があります。
顎変形症 → 顎口腔機能(がくこうくうきのう)の施設
先天疾患の治療 → 障害者自立支援の指定医療機関
どの医院でもできるわけではなく、この二つは別々の資格ですので、事前に確認が必要です。歯列矯正専門医でも、この指定を受けていなければ保険で歯列矯正を行うことはできません。
 
2) 舌側矯正やマウスピース矯正は対象外
保険診療で歯列矯正を行う場合は、歯の内側に装置を付ける舌側矯正やマウスピース矯正では行うことができません。保険診療で認められている歯列矯正は難易度が高い治療が多く、また、保険では機能を優先するため審美的な治療を行うことができなくなっています。ただし、ブラケット自体は透明なものの使用がみとめられています。
 
3) 健康保険に加入していること
当たり前のことですが、健康保険に加入していなければ保険診療自体が使うことができません。多くの場合は3割負担の治療ですが、条件によって負担金が変わります。それにより費用も変わってきます。
 
4) 矯正治療でも保険適応なので、高額医療費の対象になるが、この場合、自分で申請する必要あり。
高額療養費とは、保険治療で払う医療費を一定額以上払わなくて済む制度です。手術時などひと月あたりに支払った額が大きい場合、申請すれば後日、一部治療費が返金されますし、あらかじめ手続きしておけば支払い時に限度額(年収約370~約770万円世帯の場合80,100円+(医療費-267,000円)×1%)までの支払いですみます。(入院時の諸経費等は別) 1ヶ月間(同じ月内)に同じ医療機関で健康保険で払った医療費が自己負担限度額を超えた場合に適応されますので、入院が月をまたぐと、一月あたりが限度額を超えない場合や、自己負担限度額は、年齢および所得状況等により設定が違うなど、色々細かい決まりがあり、注意が必要です。

2017-09-01 10:43:00

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