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 こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。

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2018年 12月 年末限定 プチギフトのご案内

今年も早12月。なにかとあわただしい師走ですが、みなさん新年を迎える準備はすすんでいますか?
当院でも今年も年末限定で、当院イチオシの歯ブラシCi700のプチギフトセットをご用意いたしました。

当院で一番人気のCi700を各色(青・ピンク・白・黄緑・オレンジ)2本ずつ計10本入に、歯磨きマニュアルとメッセージカードを添えて、1セット500円(税別)今年は和風熨斗タイプも新登場!

 Ci700は極細毛と平切り普通毛のダブル植毛で、歯の細かい隙間と平面の固めの歯垢の両方の除去に優れており、永久歯に生え変わった10代から、年配の歯周病の方まで幅広くお勧めしております。

日頃の感謝をこめてお友達やご親戚にちょっとした贈り物をしてみてはいかがでしょう?



            

2018-12-01 15:21:00

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2018年 11月 日本矯正歯科学会と日本臨床矯正歯科医会&認定医について

さる10月30日~11月1日、横浜にて第77回日本矯正歯科学会 学術大会が開催されました。いわゆる学会です。
今年も院長が出席のため30日(火)は臨時の休診とさせていただき、患者の皆様にはご迷惑をおかけしまして 申し訳ありませんでした。
ところで、「また学会の休診!?二月にも休んでなかった?」と思われる方もおられるでしょうか。そう、二月に開催されたのは「日本臨床矯正歯科医会 大会」でこちらも毎年の恒例となっています。 日本矯正歯科学会と日本臨床矯正歯科医会・・・紛らわしいですね。

 そもそも「学会」とは、とある分野の研究や学問を行う者が、その研究成果の発表や意見交換を行う場であり、そういった会や論文誌などの発表場を提供する業務を担う機関のことをいいます。
この学問の分野により、様々な学会があります。なかには勝手に学会と名乗っているだけの怪しげなものもありますが、日本矯正歯科学会はもちろん日本学術会議から指定を受けた学術研究団体である公的学会であり、矯正歯科の学会の中で最も伝統がありメジャーな協会です。矯正歯科を専門とする歯科医師のほとんどが在籍しているといっていいでしょう。

 対して日本臨床矯正歯科医会とは、矯正歯科を専門に診療する開業医の団体です。「臨床」とは「患者に接して診察・治療を行うこと」であり、先述の日本矯正歯科学会に所属する「矯正歯科を専門とする歯科医師」の中には大学などで主に研究に従事されている歯科医もふくまれていますので、日本臨床矯正歯科医会の場合は実際に開業して患者さんの矯正治療にあたっている矯正歯科医の団体ということになります。
入会資格は、5年以上の矯正歯科臨床経験と、診療所の所在地区会員1名を含む3名以上の推薦によって理事会の承認を必要とし、現在、全国主要都市を中心とする13支部に、約460の矯正歯科医が在籍しています。

さて、各会の概要がお分かりいただけたところで、それぞれの業務内容についてふれていきましょう。
まず、各会いずれもメインの事業である、おのおのの研究成果の発表や意見交換を行う場である「大会」を毎年開催しています。当院院長も毎年出席している、いわゆる「学会」です。今年度の日程は以下のとおりで臨時の休診をさせていただき申し訳ありません。条件は以下の通りで

   日本矯正歯科学会
      第77回日本矯正歯科学会 学術大会   10月30日~11月1日

   日本臨床矯正歯科医会
     日本臨床矯正歯科医会 大会   平成31年2月20日・21日


こういった学会では各大学や研究機関の研究成果が講演や貼りだしで発表され、あたらしい治療法や機器、または未来の治療にむけた研究などを知ることができます。
また、今回の日本矯正歯科学会ではあわせて一般の方向けに市民公開講座や無料矯正歯科個別相談なども行われました。

      <市民公開講座のもよう>
         
        
     <学術展示>
    

    <学術講演>
    

    <矯正機器のメーカーによる商社展示>
    



 
ちなみに前回の日本臨床矯正歯科医会大会は院長を大会長に岡山で行われ、実際的な症例の展示やスタッフセミナー、矯正機器のメーカーによる新しい治療装置のプレゼン会など開かれ大変興味深いものでした。


さて、各学会、こういった大会の開催のほかにもさまざまな業務があります。
その中でも重要かつ、一般の方にも関係深い事業として、日本矯正歯科学会の認定医・専門医制度というものがあります。

これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって一般市民の皆さんに適切な医療を提供するために行われているもので、日本矯正歯科学会の定める条件をクリアした歯科医に対し、矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有するものとして「日本矯正歯科学会の認定医・専門医」の資格を授与します。
要はこの「日本矯正歯科学会の認定医・専門医」資格を有する歯科医ならば、「矯正治療に対しての技術と経験を日本矯正歯科学会が保証しますよ。」ということです。

 というのも、現在の日本の法律では、矯正歯科治療の知識や経験がなくとも、歯科医師の免許をもってさえいれば、『矯正歯科』と標榜することに問題がありません。通常の一般歯科の片手間にごく簡単な矯正治療のみを行う場合であっても、診療科目に「矯正」を標榜している医院は大変多いですし、違法ではありません。
だからこそ、もし皆さんが本格的な矯正治療を受けたいと希望された場合のひとつの指標となるのが「日本矯正歯科学会の認定医・専門医」制度なのです。
平成18年度現在、日本の歯科医師は103 972人います。その中で日本矯正歯科学会の認定医は3196人、約3%です。

ちなみに矯正歯科の認定医制度は、日本のその他の専門医制度に比べてもその基準が厳しく、高い技術と経験が要求されています。

   1、 5年以上日本矯正歯科学会の会員であること
   2、 2年以上大学の矯正歯科で研修医をした後、学会指導医の下で
      さらに3年以上矯正歯科に専門的に従事すること
   3、 学会誌にオリジナル論文を発表すること 学会の定める試験に合格すること

 が最低限必要になります。

矯正歯科治療というのは、歯科治療の中でも最も専門性の高い分野で、多くの矯正歯科医は矯正治療のみを専門に行います。ですが、矯正治療をメインで行っている歯科医院であっても、その中で「認定医」などの資格を有しているかどうかは別な話ですし、逆に一般歯科診療も行いつつ認定医資格を有する歯科医もいます。確実なのは日本矯正歯科学会の「認定医・専門医一覧」から検索するのが間違いないでしょう。
なぜなら、本年より厚生労働省によるホームページ・看板広告等への記載規定の変更があり、矯正歯科における各医院での認定医等の表記ができなくなりました。過熱する過度な広告宣伝競争への抑止ということでしょうか、今後治療例等の掲載も禁止される可能性があり、患者の皆様にはご不便かと思いますが、以下ご参照ください。

日本矯正歯科学会「認定医・専門医一覧」

2018-11-01 18:02:00

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2018年 10月 金属アレルギーと矯正治療

今月は金属アレルギーについてのお話です。

近年、様々なアレルギーを耳にしますが、中でも金属アレルギーは花粉アレルギーに次いでポピュラーなアレルギーではないでしょうか。 そして、この「金属」という素材は矯正治療をするうえで避けて通れないものです。矯正装置の多くは金属で出来ており、歯を動かすしくみ自体、金属の弾性を利用したものがほとんどだからです。

しかしながら金属アレルギーがあるとかならずしも矯正治療ができないというわけではありません。
とはいうものの、金属アレルギーがあると矯正治療を行ううえでいろいろ注意が必要になります。当院では金属を使用しない装置や、アレルギーを起こしにくい金属を利用した、金属アレルギー専用の対策を行っています。

まずは、金属アレルギーの基礎知識、さらに当院での対応と治療の流れ、矯正治療で使用する金属の種類 など順を追って説明していきたいと思います。




金属アレルギーの基礎知識

金属アレルギーとは、金属が皮膚や粘膜に接触することにより、引き起こされるアレルギー反応で、接触した部分の皮膚に炎症(かゆみ・発赤・腫れなど)が起ったり、歯科用金属による金属アレルギーの場合、掌蹠膿疱症(手掌・足底に無菌性の膿疱が反復して出現する皮膚病)や扁平苔癬(皮膚や口腔内にぶつぶつができる)があらわれる。
ここで注意したいのは、この掌蹠膿疱症でお口の中の金属が原因の場合でも反応がお口の中に出るばかりとはかぎらない点である。

また、そもそもアレルギーはタンパク質に対し起こるものなので、金属が直接にアレルギーを起こすわけではなく、金属から溶出した金属イオンが、人体が本来持つタンパク質と結合し、アレルゲンとなるタンパク質に変質させ、結果、アレルギー反応をひきおこす。 ゆえに、接触してすぐにではなく、実際のアレルギー反応が起こるまで時間がかかる場合がある。

金属アレルギーを起こしやすい金属としてはニッケル、コバルト、クロムがあるが、一方で金・銀はアレルギーを起こしにくい。最近、インプラントで多用されるチタンや宝飾品に用いられるタンタルやジルコニウムもアレルギーを起こしにくい。それはこれらの金属は化学的に安定な不動態を形成し、金属イオンが溶出しないからである。

アレルギーを起こしやすいニッケル、コバルト、クロムなどの金属は、単体で使用されるよりも合金になっていたりメッキされていることのほうが多いので注意が必要である。また、チョコレート(ニッケルを含む)等の様に、食べ物に含まれている場合もある。

いずれの金属でアレルギーが起こるかは個人差があり、上記のアレルギーを起こしにくい金属でもまれに反応が出る場合もある。
金属アレルギーがある場合は、皮膚科のパッチテストなどで自分が何の金属に反応するのか把握していたほうがよい。 先天的に金属アレルギーをもっていなくても、後天的にアレルギーが現れる場合もあるので要注意。


当院での対応と治療の流れ

<問診>
初診時の問診票に金属アレルギーについての項目があります。わかる範囲で結構ですので、該当金属や過去の症状などをお伝えください。 「アクセサリーなどでかぶれとことがある」などの経験についてお聞きしたり、過去の歯科治療で使われた金属などの状況を見させていただきます。「ピアスでかゆくなった」などの既往がある場合でも、奥歯に金属の詰め物がしてあったりして金属アレルギーがでていなければ、矯正装置の金属も問題ない場合があります。


<矯正装置の試用>
はっきりとした、歯科治療金属での金属アレルギー経験がない場合は、試しに一定期間部分的に矯正装置をつけてみます。 奥歯に矯正治療でもっとも多用するステンレス製のバンドという装置を装着します。前述のように反応がでるまで時間がかかる場合がありますので、その状態で3ヶ月程度様子をみます。 問題がないことが確認できれば、通常の方法で矯正治療を開始します。


<金属アレルギー対応の装置>
金属アレルギーがあることが確定した場合、使用する矯正材料をアレルギーがでにくい金属製のものにきりかえます。

 可撤装置→0.9mTMAワイヤー(チタン系合金)使用

     EOA

 MBS
   ブラケット →プラスチック製
   バンド →チタンチューブ直接ボンド
   アーチワイヤー→GUMメタル
   リガチャー  →プラスチックゴムモジュール

     

保定 
  フィックスドリテーナー →GUMメタル(チタン系合金)
  ワイヤーリテーナー →SHR・トラックA等の非金属リテーナー使用またはTMAワイヤーを使用
          OH型ワイヤーリテーナーOH型ワイヤーリテーナー


矯正治療で使用する金属

矯正治療で使用する金属の種類 現在、当院にある装置のうちメーカーからの添付仕様書および問い合わせによりわかる範囲ではありますが、 原材料の判明しているものを以下に列記しました。 パッチテスト用に必要であれば、ワイヤー切端等を郵送(着払い)にてお送りいたします。

臼歯部バンド装置 (ユニテック オームコ TOMY社)
  ステンレス鋼(炭素、鉄、クロム、ニッケル、マンガン)

メタルブラケット(TOMY社)
 鉄 クロム18% ニッケル8% 銅 ケイ素 マンガン(本体に1%以下 ベースに2%以下)  モリブデン 硫黄 炭素 リン ニオブ 金 銀 銅

チタンブラケット(オームコ社)
 チタン  

ニッケルチタンワイヤー(Ci社)
 ニッケル チタン クロム

サーモスワイヤー(Ci社)
 ニッケル チタン クロム

TMAワイヤー(MASEL社 ベータⅢ)
 チタン80% モリブデン10% ジルコニウム 錫

ステンレスワイヤー
 鉄 クロム ニッケル モリブデン

コバルトクロムワイヤー
 コバルト クロム ニッケル モリブデン

GUMメタルワイヤー(ロッキーマウンテン社)
 チタン ニオブ タンタル ジルコニウム

保定用Fixedワイヤー(オームコ社)
 ステンレス鋼(SUS304相当)

その他
ステンレスは基本的に鉄 クロム ニッケル 銅 微量のマンガンを含む。

2018-10-01 16:08:00

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2018年 9月 症例紹介 「歯が生えて来ない!」 -夏休みの宿題編―

長かった夏休みも終わり、早九月、皆さん夏休みの宿題はできましたか?
毎年のことながら、ちゃんと間に合うのかハラハラされる親御さんも多いと思います。特に自由研究は親子で頭を悩ませるところですね。
 
さて、今月はタイトルどおり久しぶりの症例紹介ですが、「夏休みの宿題編」ということで、自分自身の矯正治療を自由研究の研究テーマにしたお子さんのお話です。
 
事の起こりは2年前、もう何年か通院されている患者さんで、何気ないお母さんとの雑談中に例によって自由研究に困っているという話題になりました。
ちょっと特殊な症例でお互い色々苦労していたので、「せっかくならこれを自由研究にしたらどうですか?写真等の記録は差し上げますよ~」と、提案してみました。正直、この提案はいままでも患者さんにしてみたことはあるのですが、皆さん恥ずかしいのか、残念ながらなかなか採用されることはなかったのですが、今回意外にもお母さんが乗り気で「是非!!」とのことでしたので、これまでの治療経過と記録、今後の治療計画などをまとめて差し上げました。
ところが、その後「小学生の自由研究でやるのはもったいない」とのことで、残念ながらその年の発表は見送りになり、こちらもすっかり忘れていたのですが、この夏ついに満を持して発表することになったようです。ちょうど治療も一段落したところでしたので、追加の資料などを製作しました。
 
一口に矯正といっても研究の切り口によってはいろいろな方向からの掘り下げ方があると思いますが、今回は治療経過をテーマにするということで、もちろん夏休みの間だけで歯並びが完全に治るわけはありませんので、この場合は5年前の初診時からさかのぼって現在にいたるまでの経過を追っていきます。治療期間が比較的長い症例でしたので治療経過を追っただけでも十分なボリュームの研究になりました。
せっかくですので、当院でも経過を追ってご紹介したいと思います。
 
 


平成25年8月29日
初診
9歳。9月で10歳になるというのに、右上の前歯が生えて来ないというご相談でした。




通常6~7歳くらいで生えてくるのですが、左上の前歯かなり伸びているのに右はまったく生えていません。
そのほかにも、生えているほうの前歯が上下逆咬みになっている(反対咬合)、2番目の歯が生える隙間がない、などいくつかの問題がありますが、まずは生えてこない前歯が大問題です。
この場合二つの可能性が考えられます。

  1. 生えるべき前歯がない(先天性欠如)
  2. 何かが生えるのを邪魔している
レントゲンを撮ってみます。



歯はあるようですが、ごちゃごちゃとしたものが写っています。
もう一枚部分的にクローズアップしたレントゲンを撮影しました。



赤い印の部分に「過剰歯」が2本あります。これが前歯の生えて来ない原因です。過剰歯とはその名のとおり本来の歯より余分に出来てしまった歯でこんな風に骨の中に小さな余分な歯が埋まっていることがあるのです。この過剰歯のせいで前歯が生えて来れなかったり、前歯に隙間ができたりします。(参考トピックス 2008年   3月 過剰歯による歯列不正とその治療 )

こういった過剰歯は、あっても邪魔なばかりで役に立ちませんので、抜歯してもらう必要があります。この抜歯はやや難易度が高いので、岡山の口腔外科の腕の良い先生に依頼しました。

翌月の九月に抜歯してもらい、経過観察します。
生えて来れなかった右上前歯がそのまま自然に生えて来てくれれば、先述の反対咬合などの治療にはいれます。
 


平成26年1月6日
定期健診に来院されましたが、まったく生えてくる気配がありません。
再度レントゲンを撮影。過剰歯はきれいになくなっていますが、右上の前歯三本が骨の中で重なって写っています。


 
より詳しく診るために、3DCTを撮影して立体的に見てみました。



まったく生えそうになかった前歯ですが、両隣の歯と位置関係からみると多少生えそうになってきていることがわかりました。
こちらは、もう少し自力生えてきてくれるのを待つとして、それまでの間に歯が生えるスペースの確保と左前歯の反対咬合の治療を開始するこにしました。

というのも、ここまでのレントゲンで、今後生え変わってくる永久歯が生える隙間がまったく足らないこと、また犬歯の永久歯の位置が隣の歯とかなり重なっていることなどがわかってきたからです。また、すでに生えている左前歯の根っこもやや短く、反対咬合をこのまま長く放置すると顎がゆがんで成長する恐れや、歯の根っこへの悪影響が心配されます。
 


平成26年2月2日
本格的に治療を開始するための検査。
 


同 3月2日
状況と治療計画の説明(取り外し式マウスピースEOAによる上下顎の拡大&反対咬合の改善)
EOA製作用の歯型採り。
   (参考トピックス 2012年  12月 取り外し式装置 EOAはスゴイ!! その2  -EOAでなぜ治る?- )
 


同 3月31日
EOAセット 毎晩就寝時に装着、2ヶ月に1度のペースで来医院、調整
 


同 9月26日
萌出状況確認のため3DCT撮影
 

 
左前歯の反対咬合はEOAによって改善され、右上前歯1番・2番もかなり伸びてきていることが確認できます。
ただし歯が生えるスペースはまだまだたらず、このままでは凸凹に生えてしまいますので、引き続きEOAで顎の拡大を行います。
 


平成27年2月16日
右上歯ぐきが盛り上がって、1番の前歯が生えそうになってきました。
しかし、生えるスペースがまだ足りません。顎の拡大をスピードアップするために上顎の内側に固定式のQHという装置を使用することにしました。
QH製作準備。
 


同 3月21日
QHによる拡大開始(上顎)。
 


同 8月29日
下顎、QHによる拡大開始。
 


平成28年1月6日
上下の拡大が進み、右上1番の前歯が完全に萌出しました。左上2番目の歯も無事生え、前回のCTの時より顎が大きくなった分、凸凹の重なりも少なくなっています。
しかし、先述の骨の中で重なってスタンバイしていた犬歯が心配ですので、再度3DCT撮影。


 
左上犬歯は生えるスペースはまだ足らないものの、はえる位置には問題なくこのまままっすぐ生えそうです。
しかし、右上が・・・。



右上の犬歯は2番目の歯の真上にあり、重なったままです。
このままでは、生えてくることができません。
まだ生えてくる前に矯正装置をつけて引っ張りださなくてはいけません。
   

 
同 2月9日
右上犬歯 開窓&牽引開始
(参考トピックス 2010年  12月 移転歯2 治療例 )
 
平成29年1月6日
上顎犬歯~犬歯の萌出が完了しほぼまっすぐに並んだところです。

 

このまま、もう少し全体を整えれば完成かと思いきや・・・。
 


同 4月14日
前歯が再び反対咬合になってきています。



レントゲンを計測して最初の検査時の骨組みと比較したところ、上顎の発育がややにぶいのに対して下顎が前下方に発育していることがわかりました。
ちょうど13歳、身長の伸びとともに、下顎も伸びる。反対咬合の治療ではめずらしいことではありません。
反対咬合の治療では身長の伸びが止まるまでは油断せずに、経過観察をすることが大切なのです。
 
ということで、発育がにぶい上顎の発育を促す治療として取り外しのフェイスマスクという装置を使用することにしました。
 


同 5月15日
フェイスマスク開始
これは上顎の奥歯につけてある装置の突起にゴムをかけて前方に引っ張るという装置で、主に夜間就寝時に使用します。
 
またこの時点で上下顎の乳歯はすべて永久歯に生え変わったのですが、隙間が残ってすきっ歯になっています。この隙間分を上は前方に下は前歯を内側に移動すれば前歯の反対咬合が治りやすくなります。これには上下のすべての永久歯にブラケットをつけて全顎で治療するMBSという治療が望ましいのですが、そうなるとさすがに追加の治療費が必要になってきます。しかし、経済的になんとか乳歯期の治療費内でできるところまでで納めてほしいというご希望があり、これまでの治療もよく頑張ってくれていましたので、出来るかぎりご希望にそえるようにと、イレギュラーではありますが、以下のように一部だけ装置をつけてゴムをかけて隙間を閉じてみるという、ごく簡易的な方法を試してみることにしました。写真ではわかりにくいですが、下の歯の歯列に直接透明なゴムがかけてあります。
 
同 6月16日


 


同 9月12日
なんとか上記の方法のみですきっ歯が治り、上顎も充分前方発育しました!
これまでのお口の中についていた固定式の装置はすべて撤去し、新たに上の歯の内側に凸凹や隙間が戻らないよに固定し、顎の咬み合わせを安定させるマウスピースを製作し就寝時に使ってもらっています。
先述のように、反対咬合の治療では身長の伸びが止まるまでは油断禁物なのです。加えて最後の永臼歯12歳臼歯もまだ生えていません。
12歳臼歯まで全28本の歯がきちんと咬み合ってくれば、完成となります。
 


平成30年8月1日



装置撤去から約1年。全顎の治療をしていないので上下の真ん中はややずれていますが、並びも良く、上下の咬み合わせもよく安定しています。下の12歳臼歯が生え始めてきましたが、位置がやや微妙なので、なんとかいい位置に生えてくれるようケアしながら、注意観察中です。
 
 
 

2018-09-01 10:42:00

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2018年 8月 西日本豪雨募金と医療費の免除について

このたびの豪雨で岡山では未曾有の被害を受けました。照りつける酷暑の中、県民一丸となって復興への過酷な道のりを歩んでいます。
個人個人の力はささやかでも、皆少しでもお役に立ちたいと模索されている方も多いと思います。

当院でもそんな皆さんのお役に立ちたいと、募金をつのらせていただいており、すでに多くのご協力をいただいております。
以前より東日本大震災、熊本大地震と募金をいただいており、縦続く災害が過去のものとならぬよう、今回は平行する形で二つの募金箱をご用意させていただきました。

 

また、募金をしていただいた方には院長よりクジ引きをご用意しており、ちょっとした粗品のプレゼントがございます。
小さいお子さんには毎回これをお楽しみに来院されるかたも多いですので、今回はかわいい動物消しゴムやガチャガチャのカプセルなどパワーアップしております。
もちろん二つの募金箱に募金くださった場合は二回引けますので、是非お試しください。 皆さんに楽しく募金していただいて、小さいお子様からも人の役に立てる喜びを感じていただければ幸いです。

 

尚、公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会より 日本赤十字社に100万の義援金を送らせていただいております。
日本臨床矯正歯科医会 http://www.jpao.jp/15news/1505support-project/


ところで、先月のトピックスでもお知らせいたしましたが、当院では今回、床上以上の浸水または家屋半壊以上の被災された方には年内中は処置料をいただかないことにいたしました。
また、床下のみの浸水でも、処置料及び矯正料金のお支払い期限を延長させていただきますので随時ご相談ください。


更に厚生労働省からも通達があり、医療機関や薬局での保険診療のお支払いが10月末日まで不要になりました。
以下に厚生労働省ホームページよりの抜粋を以下に掲載いたしますので、ご参考になさってください。

なお、被災により保険証をなくされた方は保険証の提示がなくても受診できます。


<以下、厚生労働省ホームページより>
 

            *被災に伴い保険証を紛失又は自宅等に残して避難している方は、次の事項を医療機関等にお伝えいただければ、保険証がなくても保険医療を受けることができます。
[1] 氏名、[2] 生年月日、[3] 連絡先(電話番号等)、[4] 加入している医療保険者が分かる情報(※)
(※)被用者保険の場合は事業所名、国民健康保険の場合は住所及び組合名、後期高齢者医療制度の場合は住所

*平成30年7月豪雨で被災された方が、医療機関などで診療を受ける際に、医療機関等の窓口で、次の1~5のいずれかに該当する旨を申告することで、窓口での支払いは不要です。

1.住家の全半壊、全半焼、床上浸水又はこれに準ずる被災をした旨
2.主たる生計維持者が死亡し又は重篤な傷病を負った旨
3.主たる生計維持者の行方が不明である旨
4.主たる生計維持者が事業を廃止し、又は休止した旨
5.主たる生計維持者が失職し、現在収入がない旨 一部負担金の支払いが猶予されるのは、災害救助法の適用市町村に住所を有する方であって、次の保険者に加入されている方です。

・災害救助法適用市町村の市町村国保及び災害救助法適用の市町村が所在する府県の後期高齢者医療
・協会けんぽ、一部の健保組合など
介護保険の利用料についても、同様の免除措置があります。

この取扱は、平成30年10月末までです。
   
   
    

2018-08-01 11:34:00

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西日本豪雨で被災された方へ 装置の無償再製 及び処置料の免除について

このたびの西日本豪雨により被災された皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。

当院ではこのたびの豪雨で被災された方への治療費の減免や支払い期限の延長を実施いたします。
被災された方は各市町村に罹災証明書を申請の上、お申し出ください。被災状況に応じて当面、以下の被災程度に応じて治療費の 支払い期限の延長または免除を実施します。

また、治療装置や保定装置を紛失された方は無償にて装置の再製をさせていただきます。
処置時間は歯形をとるのに、10分程度必要ですが、できるだけ優先的にご予約をお取りしたいと思います。お忙しいとは存じますが、これまでの治療を無駄にしないためにもできるだけ速やかに装置を再生する必要がありますので、お早めにお申し出ください。




治療費の減免および支払い期限の延長

罹災証明による被災区分が全壊・大規模半壊・半壊の方

      年内の処置料免除及び、矯正料金の年内の支払期限延長


罹災証明による被災区分が一部損壊の方

      矯正料金および処置料の年内の支払期限延長







 

2018-07-09 14:36:26

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2018年 7月 ベストストスマイル・オブ・ザ・イヤーについてのお知らせ

今月は少し残念なお知らせです。
毎年恒例の『ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー』ですが、本年度はフォトコンテストの部門の開催の目処がたたないようです。

『ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー』は、『「いい歯で、いい笑顔」を日本中に。』をキャッチフレーズに、社団法人日本歯科医師会が、8020運動の一環として、また、歯科医療への正しい理解促進を図ることを目的に実施しているキャンペーンです。

コチラのキャンペーンでは毎年、「とびきりの笑顔」の写真を募集するスマイルフォトコンテストと、全国の日本歯科医師会会員が「笑顔が素敵な」著名人を選ぶ部門があり、毎年11月8日に各部門の授賞式が行われております。
本年度は「笑顔が素敵な」著名人の部門は例年通り行われるようですが、フォトコンテスト部門は現時点では開催が未定とのことで、今後、急遽開催が決定する場合は随時告知するそうです。
毎年楽しみにされていた皆様には申し訳ありませんがご了承ください。

尚、先月ご案内いたしました、ブレーススマイルコンテストのほうは例年通り開催されており、まだまだ、応募期間に余裕がありますので、ご応募お待ちしております。
 

 

2018-06-23 16:35:21

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2018年 6月 ブレーススマイルコンテストのお知らせ

今年も恒例のブレーススマイルコンテストの季節になりました。
今回のテーマは『笑顔いっぱい!矯正歯科治療楽しんでます!』です。矯正歯科治療でキレイな歯並びになっていく皆さんの"笑顔いっぱい"の写真を募集します。
同コンテストは、矯正歯科治療中の方を対象にした笑顔のフォトコンテストで、矯正歯科治療中の方がより前向きに治療に取り組んでいただくことを目的として、日本臨床矯正歯科医会が2005年より実施し、今年で14回目になります。昨年も全国からたくさんの作品が寄せられました。  
なお、ブレーススマイルコンテスト最優秀賞と優秀賞受賞者には賞金5万円と、豪華副賞が贈呈されます。
その他入賞者全員にQUOカード5000円を贈呈されます。皆さん是非奮ってご参加ください!募集要項については、以下をご参照ください。



『第14回ブレース スマイル コンテスト 募集要項』

テーマ
『笑顔いっぱい!矯正歯科治療楽しんでます!』
募集期間
2018年6月1日(金)から9月15日(土) ※締切日必着


応募条件

・応募者が矯正歯科治療中の方。応募者のブレース(矯正装置)がはっきりと写っていること。受賞の対象となるのは応募者のみとなります。(被写体は複数人数可)
・今後日本臨床矯正歯科学会、日本矯正器材協議会が行う矯正歯科治療の啓発活動にご協力いただける方
・応募はお一人につき1点のみとさせていただきます。
  *複数名でのご応募は不可とします。


応募方法

デジタル写真データ、または、プリント写真
<デジタル写真データの応募方法>
日本臨床矯正歯科医会のホームページ(http://www.jpao.jp/smile/)からご応募ください。
  (応募受付は6月1日より開始します。)
・データサイズ 1MB以上2MB未満
<プリント写真の応募方法>
・写真はカラープリント(サービス判から2Lサイズまで)のみです。記録媒体の郵送は不可。
・写真の裏面に応募者の名前を記入してください。
・以下の必要事項を別紙に明記し(書式自由)、写真と同封してご郵送ください。

【必要事項】
応募者氏名(フリガナ)/年齢/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス(メールアドレスをお持ちでない場合は記載の必要ございません)/治療医院名/治療医院電話番号/治療開始年月日/募集を知った方法〈医院、メディアなど〉/写真のタイトル/矯正歯科治療を経験した感想。歯並びと笑顔についてのコメント〈~100字程度〉

【郵送先】 〒116-0013 日本郵便荒川支店 私書箱22号
第13回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
※応募作品はご返却しません。
※ご応募いただいた作品から入賞12作品(予定)を選出後、下記の各賞を選考します。
★最優秀賞(1名) ★優秀賞(1名) ★大会賞(1名)、他


賞・賞品

★最優秀賞  (1名)
賞金5万円と副賞(JTBギフトカード5万円分)
★優秀賞   (1名)
賞金3万円と副賞(最優秀賞と同じ)
★大会賞
賞金2万円
★最優秀賞、優秀賞、大会賞以外入賞者全員に5000円分のQUOカードを贈呈


受賞者発表

2018年10月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で入賞12作品を発表予定
2018年12月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で各賞発表予定
(日本臨床矯正歯科医会ホームページ http://www.jpao.jp)
※12月の各賞発表後、最優秀賞、優秀賞、大会賞受賞者の皆様には、2019年2月20日(水)実施予定の表彰式へのご招待のご連絡をさせていただきます。またその他の受賞者の皆様にもご招待のご連絡をさせていただく場合がございます。


注意事項

※応募作品(写真タイトル、応募コメントを含む)の使用及び著作権は日本臨床矯正歯科医会に帰属し、当会の書籍などの出版物やウェブサイト、PR・プロモーションのために使用させて頂くことがありますので、あらかじめご了承ください。なお、応募作品は返却いたしません。
※応募作品を当会の出版物やウェブサイト、PR・プロモーション活動等に使用する場合、必要に応じ画像のトリミングや色調の補正等の加工を行う場合があります。
※第三者の権利(著作権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。応募作品に著作権や肖像権の問題が発生しましても、当会はその一切の責任を負わないものとし、その責任・解決はすべて応募者に帰属するものとします。
※入賞作品(写真タイトル、応募コメントを含む)は、当医会の広報発表資料や主催する催し、広報誌や作品集等の出版物、ポスター・チラシ、ウェブサイト等で使用する場合があります。作品の使用にあたっては、入賞者の氏名や年齢、居住都道府県の表示を行う場合があります。
※応募に関する個人情報は、本コンテストに関連する業務(賞の発表や連絡を含む)、ウェブサイトや書籍等へのご協力を確認する連絡以外には使用いたしません。


主催

・公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会
・日本歯科矯正器材協議会


問い合わせ先

日本臨床矯正歯科医会 第14回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
E-mail:brace-smile@jpao.jp
ブレーススマイルコンテスト ホームページ:http://www.jpao.jp/smile/

2018-05-25 15:10:57

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2018年 5月 歯の健康フェアのお知らせ

今月は歯に関するイベントのご案内です。 毎年恒例となりました『歯の健康フェア』ですが、今年もいよいよ来月開催です。無料の検診や相談コーナーが開かれたりと、お得な情報満載となっておりますので、是非この機会をご利用下さい。

『歯の健康フェア』は倉敷歯科医師会主催で開催される、市民の皆さんの歯やお口の健康に関する意識を高めていただくためのフェアです。毎年著名な講師の方を招いての特別講演会や無料の健診、大人気の体験コーナーなど色々なイベントを行っております。日程は下記のとおりです。


第42回歯の健康フェア  歯と口の健康週間特別行事 

 日時:平成30年6月3日(日)9時30分~15時
 場所:くらしき健康福祉プラザ
      倉敷市笹沖180番地(倉敷市保健所隣)
 ※無料駐車場あり
     入場無料
     会場案内はこちら

主催:倉敷歯科医師会・岡山県歯科医師会
共催:倉敷市・倉敷市教育委員会・岡山県・岡山県歯科衛生士会・岡山県歯科技工士会
後援:RSK山陽放送・RNC西日本放送・FMくらしき・NHK岡山放送局・OHK岡山放送・
        倉敷ケーブルテレビ・山陽新聞社・TSCテレビせとうち (50音順)

●特別講演会(プラザホール 5階)
     午前9時30分~11時30分 (開場午前9時)
    「~口は履歴書~口の中はふしぎがいっぱい」
    講師:岡崎 好秀(国立モンゴル医学・科学大学歯学部客員教授)
   
●とらまる人形劇団公演
  (上演作 「だいだらぼっち」「まるくてあまくてうまいもの」 )

●書道パフォーマンス   岡山県立商業高等学校 書道部 
     

●歯医者さん体験(むし歯予防・歯並び)
     午前9時30分~午後3時
  *対象 小学生以上
   *要予約

●各種イベント

 健康レクリエーション
・指型コーナー(岡山県歯科技工士会)
・豆つかみ選手権
・お口の健康教室
・口輪筋コーナー
・お口を使ってチャレンジコーナー(岡山県歯科衛生士会)
・健康くらしき21コーナー
・風船プレゼント 等

歯科相談
・口腔がん検診(協力:岡山大学病院)
・歯の健康力測定・歯科相談

お楽しみ企画
・スタンプラリー(すてきな景品がもらえます)
・倉敷スマイルフォトコンテスト


など盛りだくさんです。多数のご来場をお待ちしています!


お問い合わせ先
   〒710-0057 倉敷市昭和2-2-17
    (社)倉敷歯科医師会
        Tel (086)422-2122
    Fax (086)426-9200
      ホームページ
     http://www.kuradent.jp

2018-04-17 14:22:13

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2018年 4月 保険適用疾患の改定のお知らせ

今月は平成30年度の厚生労働省の保険診療報酬の改定のお知らせです。 一般に矯正歯科治療では、健康保険が適用されず治療費はすべて全額自費と思われがちですが、例外として以下にあげる疾患・症例の方は厚生労働大臣により歯列矯正に保険の適用が承認されています。

1 歯やあごに異常が現れる先天疾患の方
2 顎変形症(手術による矯正歯科治療が必要な症例)の方
 *ただし顎変形症は当院のような顎口腔機能診断施設の認定を受けた診療所で治療を受けることが条件とされています。

 この中で「歯やあごに異常が現れる先天疾患」とは厚生労働大臣によって定められた以下に記載する特定の疾患なのですが、今年度の保険診療報酬の改定で、この歯科矯正の対象となる疾患の追加と疾患名の標記の見直しが行われました。 新たに「歯科矯正の対象となる疾患」に「前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)」などが追加され、以下の53疾患になりました。(変更があった疾患は赤字で記載しています)

ところで、「先天疾患」というと、「すごく大変な病気」「うちの子は普通なので関係ない」と思いがちですが、疾患によっては乳児期に症状が表れ診断名がついたけれど、症状はごく軽度でその後はなんら問題なく成長し、本人も親御さんも忘れてしまっている、というパターンや、逆に「6歯以上の先天性部分(性)無歯症」などはある程度成長しないとわからない疾患です。(2017年   9月 保険でできる矯正治療について ・ 2016年   8月 永久歯先天性欠如は10人に1人!! 参照 )せっかくの制度ですので、矯正治療を受けたいと思われている方で以下の疾患に該当される方はぜひお申し出ください。すでに治療を始められている方も切り替えは可能ですのでご確認ください。  
また、当診療所は自立支援機関(旧名称 育成・更正医療認定機関)でもありますので、先天性唇裂口蓋裂や全身疾患による咬合異常の治療の場合、保険治療の一部負担金に対する補助制度も適用されます。その他治療費につきましては、『医院紹介』の『治療費』の項もご参照ください。

 

<昨年度まで>
唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
鎖骨・頭蓋骨異形成
トリチャーコリンズ症候群
ピエールロバン症候群
ダウン症候群
ラッセルシルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ヴィードマン症候群
ロンベルグ症候群
先天性ミオパチー(先天性筋ジストロフィーを含む。)
顔面半側肥大症
エリス・ヴァン・クレベルド症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダーウィリー症候群
顔面裂
大理石骨病
色素失調症
口‐顔‐指症候群
メービウス症候群
カブキ症候群
クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群
ウィリアムズ症候群
ビンダー症候群
スティックラー症候群
小舌症
頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む。)
骨形成不全症
口笛顔貌症候群
ルビンスタイン-ティビ症候群
常染色体欠失症候群
ラーセン症候群
濃化異骨症
6歯以上の先天性部分(性)無歯症
チャージ症候群
マーシャル症候群
成長ホルモン分泌不全性低身長症
ポリエックス症候群
リング18症候群
リンパ管腫
全前脳(胞)症
クラインフェルター症候群
偽性低アルドステロン症(ゴードン症候群)
ソトス症候群
グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)





 
<今年度より>
唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
鎖骨・頭蓋骨異形成
トリチャー・コリンズ症候群
ピエールロバン症候群
ダウン症候群
ラッセルシルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ウイーデマンヴィードマン症候群
顔面半側萎縮症ロンベルグ症候群
先天性ミオパチー(先天性筋ジストロフィーを含む。)
筋ジストロフィー
脊髄性筋委縮症

顔面半側肥大症
エリス・ヴァンクレベルドヴァン・クレベルド症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダー・ウィリー症候群
顔面裂
大理石骨病
色素失調症
口腔・顔面・指趾症候群口‐顔‐指症候群
ビウス症候群
カブキ歌舞伎症候群
クリッペル・トレノネートレノーネイ・ウェーバー症候群
ウイリアムズウィリアムズ症候群
ビンダー症候群
スティックラー症候群
小舌症
頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群、尖頭合指症を含む。)
骨形成不全症
フリーマン・シェルドン症候群口笛顔貌症候群
ルビンスタイン・-ティビ症候群
染色体欠失症候群
ラーセン症候群
濃化異骨症
6歯以上の先天性部分(性)無歯症
CHARGEチャージ症候群
マーシャル症候群
成長ホルモン分泌不全性低身長症
ポリエックス症候群
リング18 症候群
リンパ管腫
全前脳
クラインフェルター症候群
偽性低アルドステロン症 (ゴードン症候群)
ソトス症候群
グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
その他顎・口腔の先天異常 (その他顎・口腔の先天異常とは、顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができる。)

2018-03-24 14:44:00

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