ひじや矯正歯科

倉敷で最初の歯列矯正専門の歯科医院|ひじや矯正歯科

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 こちらの今月のトピックスのコーナーでは、毎月新しい治療例や歯に関するちょっと気になる話題などを紹介していきます。これから矯正治療を始めたい方も、現在治療中の方も、このホームページを通してよりいっそうのご理解を深めていただければと思いますので、ご意見ご要望などおよせください。どうぞよろしくお願いいたします。

注: 当院のホームページにおける症例写真はすべて実際に当院で治療した症例であり、患者の皆様の協力の下に承諾を得て掲載せていただいております。

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2017年 2月 永臼歯の生える位置がずれて、前歯の根っこが吸収された症例

今月は久しぶりに症例のご紹介です。
以前、歯の根っこが溶ける「歯根吸収」についてお話したときに、治療の途中ではありますが一部ご紹介した症例の患者さんが、先日やっと治療終了いたしましたので全体の経過に沿ってご紹介したいと思います。

まずはこちらの画像



以前のトピックス「2015年  10月 歯の根っこが溶ける!? -歯根吸収-」に掲載したものです。 こちらは治療の途中での画像ですのでまずは治療前のCTを見てみましょう。



両側の前歯の上に斜めに乗っかっているように見える歯は永臼歯の犬歯です。
本来は真ん中から3番目に生えるべき歯です。

外観を見て見ましょう。



一見普通の歯並びに見えますが、真ん中から3番目の歯は乳歯です。注意してみると右上の二番目の歯の歯ぐきが盛り上がっているのがわかります。

もう一度角度を変えてレントゲンを見てみましょう。3DCTは一回撮影すれば様々な角度から骨の内部を見れるところが非常に便利です。



やはり犬歯の位置が斜めにずれています。このまま放置すると2番目の歯の真上に生えてくるばかりか、2番目の歯の根っこが溶けてしまいます。
          
     <犬歯が2番目の歯の真上に生えた症例>
     
     
     <下の歯の刺激で歯の根っこが溶けていく様子>


この症例では両側の犬歯の位置に異常が見られますが、まずは今にも生えてきそうな右側の犬歯から移動を開始しました。
治療はリンガルアーチという装置を使って犬歯を本来の位置まで移動させていきます。流れとしては以下のようになります。

 1、 犬歯を牽引する足場にするため奥歯に装置の固定源となるバンドを入れる。
 2、 その奥歯のバンドにリンガルアーチをセットする。
 3、 一般歯科で歯ぐきを被っている犬歯の表皮をブラケットが装着できる面積だけ切り取り(開窓)、
   歯面を露出させてきてもらう。同時に乳歯の犬歯も抜歯してもらう。
 4、 犬歯にリンガルアーチのアームをセットし後ろに移動させる。

詳しくは「2010年  12月 移転歯2 治療例」のトピックスと同じ流れになりますので、そちらをご参照ください。

     
     <開窓してブラケットを装着した犬歯と 奥歯にセットされたリンガルアーチ>


五ヵ月後。
犬歯がほぼ所定の位置まで移動したところです。



 CTで根っこの状態を確認します。



犬歯も2番目の歯も根っこは無事で、こちらは引き続き下の歯とともにきれいに並べていきます。

さて、問題は左の犬歯です。右より位置のずれが大きくほとんど1番目の歯の真上にあったため、このまま自然に1番目の歯の部分に生えさせる予定で経過を観察してきました。(1番目の歯に部分に犬歯を配列した症例は近日中にまたご紹介予定)



しかし、伸びてくる方向が悪く左の2番目の歯にも影響がでそうなことと、患者さんサイドに抜歯への抵抗感、また右側が予想以上にスムーズに移動し歯根の状態も良かったことから、左も正規の位置への移動を試みることになりました。


6ヵ月後。



左も無事移動してきました。



 ここまでくればほぼ大きい山場は乗り切ったといえます。あとは全体のバランスを見ながらかみ合わせを整えていきますが、この左の1,2番の前歯は犬歯の影響で歯根が弱っているため細心の注意が必要です。犬歯の後方移動にひっぱられて2番目の歯の手前にスペースが開いていますが、これはできるだけ矯正力をかけないようにこの前月までこの2本には一切装置をつけないでいたため自然に開いてしまったもので、最終仕上げで注意深く閉じていきます。



正面と右からみたところ。あれほど位置のずれていた右犬歯もすっかり歯列に収まっています。


14ヵ月後。



治療完了です。治療開始からは2年2ヶ月です。きれいな歯のアーチに犬歯が収まっています。固定として歯の裏側に極細いワイヤーでとめています。


<治療前後のパノラマレントゲンの比較>

2017-02-01 14:42:00

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2017年 1月 進学・転勤等、引越しにともなう、転医について

あけましておめでとうございます。
こちらのトピックスのページも開設以来、早10回目のお正月を迎えることとなりました。これからもよりいっそう皆様お役に立てますよう精進して参りたいとおもいますのでどうぞよろしくお願いいたします。本年も良い年になりますようお祈り申し上げます。

さて、新年早々ではありますが、受験生の皆さんはそろそろ大詰めですね。早くも進学先が決まった方もおられるでしょうか。進学以外でも卒業や就職、転勤などこの春と引越しの決まった方はおられますか?もし、遠い県外への引越しで通院が難しくなってしまったら・・・できるだけ早めのお知らせをお願いいたします。引越し先で治療を継続するためには準備が必要だからです。
ということで、今回は矯正治療の途中で引越しになってしまった場合についてのお話です。



<転医資料用 平行模型>

ご存知のように矯正治療は数年単位で継続した治療を行うため、治療の途中で転居、結婚、出産などをはさむケースも珍しくありません。ですので、治療中に通院が難しいほど遠くへ転居しなくてはならない場合にも、問題なく治療が継続できるように、矯正医どうしの間できちんと連携をとることになっています。こういった転居先で通院できる医院へ変わることを「転医」といいます。

転医するには、それまでの治療の経過がわかるように、その患者さんの記録や資料が必要になります。元の歯並びやどういった経過で治療が進行してきたかがわからないと、治療の予測や計画を立てることが困難だからです。たとえば、前歯のかみ合わせの浅い患者さんが来院されたとして、元々深い咬み合わせをそこまで浅くしてきたのか、もっと浅い咬み合わせの治療の途中なのかでは、治療の進め方がまったく変わってきてしまうのです。 他にもどうやって転居先で医院を探したらいいのか?治療費はどうなるのか?など色々気になることは多いと思いますので、以下、転医の流れ・治療費・注意事項などについてお話していきましょう。


<転医の流れ>

1、 転居のお申し出もし進学・転勤などで引越しの可能性がでてきた場合には出来るだけお早めにお申し出ください。後述する転医先医院のリストアップや資料の作成にはお時間がかかります。転居先のエリアが確定していない場合でも、通院が困難になりそうな場合には早めにお申し出ください。

2、 引越し先のエリアの矯正医のリストアップエリアが決まったら、当院のほうで、転居先のエリアの矯正医を探してリストアップしますので、その中から受診する医院をお選びください。矯正の標榜をしている歯科医院でも、治療技術の差があるため、一定以上の技術レベルと考えられる医院の中から選ばせていただきます。ただし地域によっては矯正医が少ない場合があります。転居先の住居のお近くでなくても、通学先の近くや、通勤通学途中の最寄の大きい市街などから、探すのもよいでしょう。

3、 転医資料の作成転医先でスムーズに治療が継続できるように、当院に保管してある初診時や治療経過の模型・レントゲン・口腔内写真などの治療記録を転医先の医院にお渡しするために複製を作成いたします。(進学先から帰省される場合や、万が一の紛失に備えて、オリジナルの資料は引き続き当院でも保管いたします。)治療経過や治療費のお支払い状況などのお手紙もあわせてご用意いたします。資料の作成は、特に石膏模型複製に時間がかかるため、最速でも一月程度必要です。なお、当院では資料の作成費は特にいただいておりません。

4、 転医資料のお渡し実際に転居される直近の、当院での最後の診療の時に、準備した資料やお手紙をお渡しします。お時間がとれず来院できなかった場合や、資料の作成が間に合わなかった場合には、転居先の住所または転医の医院に直接郵送させていただきます。

5、 転医先医院受診リストの中から通院しやすそうな医院を見つけたら、まずは予約のお電話をしてください。(医院によってはあらかじめこちらから連絡させていただく場合もあります。)当院からの転医希望であることを伝え、受診の際は資料をお忘れなくお持ちください。実際の医院の雰囲気や細かい費用や診療内容など、受診してみないとわからない部分もありますので、リストの中から複数まわってみるのもよいでしょう。その際は持参した資料は返却してもらい、次の医院に持参してください。


<治療費のお支払いについて>

治療の途中での転医の場合、治療の進行状況に応じて矯正料金をいただくことになります。
(例:矯正料金60万円でスタートした治療の6割進んだところで転医の場合 60万円×60%=36万円)
もし既に全額お支払い済み、あるいは進行状況以上の治療費をお支払い済みの場合は、進んでない部分に相当する費用は返金させていただきます。
(上記例の場合 60万円―36万円=24万円返金)

逆に治療の進行状況に対して矯正料金の入金が間に合っていない場合には、進んでいる部分までの矯正料金をご入金いただきます。
ご入金の状況に関しては転医先医院にお伝えいたしますが、自費診療のため各医院で料金体系はまちまちですので、当院の残金と同額で治療できるとはかぎりません。受診した際にしっかり確認しましょう。

一般に物価の影響から都心部の方がやや高くなる傾向はありますが、極端に高額な場合などはご相談ください。また、医院によっては新たに検査費が必要な場合や治療装置を変更になる場合もあり、転医の際には若干追加の費用が必要な可能性があります。


<その他のご注意>

*舌側矯正やインプラントを使用した治療の場合、矯正治療を専門に行う医院でも、かならずしもすべての医院で同治療を行っているわけではありませんので、同治療の継続可能な転医先を選ぶため、医院の選択肢が狭くなる可能性があります。

*医院によって使用する矯正装置はまちまちで、場合により装置の変更を求められる可能性があります。永久歯の矯正治療で使用する固定式のマルチブラケットの場合は装置のメーカーは違っても基本の構造は近いものが多いので、そのまま継続できる可能性が高いでのすが、乳歯期の治療法は医院により違う場合がやや多いです。

*上記の理由で転医の際は追加の費用が発生する場合がありますので、治療終了が近く残りの通院回数が少ない場合で、転居先が比較的近距離の場合には、転医しないほうが金銭的負担が少ない場合もあります。ただし緊急時の対応がしづらいなど、一長一短ありますのでいろいろ情報を集めてよく相談してみましょう。治療が終了していて、定期健診だけの通院の場合は、来院回数も少なく来院の間隔も3ヶ月ごと程度なので、引き続き帰省時にのみ当院を受診されるパターンもあります。その際、緊急時の対応のために転居先近くの矯正医もご紹介いたします。


<他県から当院へ転医してくる場合>

*来院の際はあらかじめご予約ください。

*その際、上記の前医院での治療経過等の資料があればお持ちください。

*資料が間に合わない、紛失、などで資料を持参できない場合でも、こちらから転医前の医院に連絡をとるなど、できるかぎりの対応させていただきますので、ご相談ください。

*資料は治療計画の検討のためお預かりいたしますが、当院で治療を希望しない場合にはお返しいたします。


以上転医についてのご案内でしたが、ご不明な点、聞いておきたいことなどありましたら、お電話・メール等お寄せください。

2016-12-12 18:45:09

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2016年 12月 子供の矯正 早期治療は必要か?

2016年9月
一般社団法人 日本歯科矯正専門医学会(JSO)という団体より「上の前歯が出ているお子さんのための矯正治療ガイドライン」という文書が作成され、現在治療中の患者の皆さんはもとより、これから矯正治療をはじめられたい方々も不安と疑問、または困惑をいだかれているようです。

まず、最初に、一般社団法人 日本歯科矯正専門医学会(JSO)という団体ですが、決して怪しい団体ではなく矯正歯科医によって構成されたひとつの団体ではあります。ただ、今回のガイドラインに関して、あまり知識のない状態で安易に表面上だけを読んでしまうと、矯正治療未経験の方やきちんとした治療を受けている患者さん(長年の修練をつみ経験と研究に基づいて治療を行っている矯正専門医のもとで治療を受けている)までもがあらぬ不安や誤解をいだいてしまう懸念がありますので、順を追って説明していきたいと思います。

さて、ガイドラインは一般歯科医向けのものと患者さん向けのものの二通りが作成されていますが、一般の方やマスコミなどで目にするのは主に患者さん向けのものの方かと思いますので、こちらについてお話していこうと思います。

こちらは患者向け診療ガイドラインというタイトルで、三つの質問とそれに答える回答という形ですすんでいきます。

以下

Q.1 うちの子どもは上の前歯が出ています。 矯正治療を始める時期は、早ければ早いほうが良いのでしょうか?

Q.2 上の前歯が出ている子どもは、永久歯が生えそろうまでは矯正治療を行わないほうが良いということでしょうか?

Q.3 その他のかみ合わせの場合、早期矯正治療の効果はありますか?



これに対する回答文がこちら

A.1 早ければ早いほうが良いということはありません。

A.2  行わないことを強く推奨します。

A.3  確証のある研究や報告はありません。


・・・あまりにも端的というか、もうこれだけ読んだら早期治療は絶対ダメみたいな感じですね。現在お子さんの矯正治療をおこなっておられる皆さんは不安のどん底かと思います。

特にA.2ですね。 このA.2の回答の解説文を読んでみましょう。

Q.2 上の前歯が出ている子どもは、永久歯が生えそろうまでは矯正治療を行わないほうが良いということでしょうか?
A.2  行わないことを強く推奨します。 
早期矯正治療は、すべて効果がないということではありません。有効な患者さんもいます。歯科医師は、必要十分な検査をしたうえで、早期矯正治療の有効性が確実であると診断した場合、早期矯正治療を行うことを患者さんに提案します。
 しかし、現状で注意が必要な点として、科学的根拠のない理論により、すべての患者さんに画一的な早期矯正治療を行っている歯科医師が存在することがあげられます。また、なんら検査を行わず、既製品(できあい)の装置を安易に使用する歯科医師も存在します。そのような歯科医師の行っている早期矯正治療は注意が必要です。


ポイントは下線の部分です。冒頭であれほどきっぱり早期治療を全否定したにもかかわらず、早くも早期治療の有効性の存在も肯定しているのです。
では、なぜこんな矛盾したことになってしまっているのか?
それはその先の文章に述べてありますが、おそらくこの部分こそが彼らの主張したかったことなのでしょう。このガイドラインを作成したドクターたちは文章中にあるような「安易な治療」で迷惑をこうむった患者さんをたくさん見てきたのかもしれません。
で、あれば、冒頭のQ&Aの部分は彼らの解説部分の言葉を借りるなら

A なんら検査を行わず、既製品(できあい)の装置を安易に使用する歯科医師も存在しますので、必要十分な検査をしたうえで早期矯正治療を行うことを患者さんに提案します。

としたほうがよいのではないでしょうか?現行の文章では「世の中には悪い医者がいるから、病院には行かないほうがいいよ」と言っているようにうけとれます。
他の二つのQ&Aに関しても同じような傾向がみられます。


順番は前後しますがQ.1について

Q.1 うちの子どもは上の前歯が出ています。 矯正治療を始める時期は、早ければ早いほうが良いのでしょうか?
A.1 早ければ早いほうが良いということはありません。
 早期矯正治療の確実な有効性は確認されていません。ただし早期矯正治療が有効な患者さんが全くいないというわけではありません。また、6歳以下の患者さんについても、確証のある研究や報告はありません。


こちらの解説でも有効性は確認されていません。のあとに、有効な患者さんが全くいないというわけではありません。となっています。つまり、これだけ早期治療に否定的な立場をとっていても、早期治療が有効に働いている患者さんの存在は無視できなかったようです。(実際問題、早期治療の有効性がどうであったかどうかは、早期治療云々の前に、「確かな経験と技術をもって治療を行っている歯科医」と「安易な治療を行っている歯科医」、どういった歯科医のもとで治療を受けるかによるのではないでしょうか?)

こちらの解説の添付の資料では早期治療を行ったにもかかわらず、永久歯が生え揃う頃には元に戻ってしまっている写真があげられ、結局早期治療を行っても永久歯の治療が必要になった例が挙げられていますが、この症例においても早期治療の後にきちんと保定(よくなった歯並びを安定させるための処置と定期健診)が行われていればこんな結果にはならなかったはずです。
保定は永久歯の矯正の後に行うのはもちろんですが、早期治療のあとにも永久歯列完成まではそれなりの処置と定期検診が必要なのは、ある程度経験をつんだ矯正医ならば予想がつくはずです。

また6歳以下の患者さんについても、確証のある研究や報告はありません。の部分ですが、当院でも上顎前突(出っ歯)に関しては(後述)、永久歯が1本も生えていないようなお子さんでは行っておりません。
しかし、一般的に早期治療とは乳歯から永久歯への生え代わりが終わるまでの時期(~12歳前後。生え代わりの時期は個人差がかなりあります。)に行う治療を指しますので、上記の理由は早期治療自体を否定できるものにはなりませんね。

 当院の場合では上顎前突の早期治療としては、奥歯の6歳臼歯が生えて、前歯の永久歯が4~6本くらい生え変わった頃を目安に行っております。
理由としては、6歳臼歯が生えた頃からが、顎関節や顎のかみ合わせの位置などが大人の永久歯列の完成に向かって形成される時期ですので、上顎前突のお子さんで下顎の成長が弱いタイプの場合には、この時期ならば積極的に顎の成長を促してあげることが可能だからです。
また上顎前突の症例は多くの場合、凸凹の歯並びも併せ持っています。これも顎の骨が小さく歯が並びきらないことが原因ですので、まだ骨の柔らかいこの時期ならば顎の幅を広げてあげることで抜歯することなく改善できます。(もちろんすべての患者さんが抜歯なしで治療できるとは言えませんが、当院ではかなりの高確率で治療効果を出しおり、学会にも報告させていただいております。詳しくは取り外し式装置EOAの項をご覧ください。)

     <取り外し式装置EOAによる早期治療例>

      
     6歳臼歯と上顎の真ん中2本下3本が永久歯(7歳男子)
     かみ合わせの一番奥の6歳臼歯の上下位置関係に注目


      
     取り外し式装置EOAで抜歯せずに顎の幅の拡大と凸凹の改善、下顎の成長発育を促し永久歯列完成
     一番奥の6歳臼歯の上下位置関係で下顎が前方に発育しているのがわかる例
     臼歯部は下顎の歯が上顎に対して半本分前方にあり、上下の歯の山がジグザグにかみ合っているのが正常


ちなみに添付の症例の永臼歯の治療では小臼歯をおそらく4本抜歯して矯正治療を行っているようですが、上顎前突や凸凹の矯正治療において、全部歯が生え変わるまで待ってから小さい顎に合わせて歯を抜いて凸凹を並べるという方法も確かに一つの方法ではあります。
しかし、だからといって他の方法や可能性をまったく切り捨ててしまわなくてもよいのではないでしょうか。


     <永久歯の上顎前突(下顎の発育が弱いタイプ)治療例>

      
     成人 上顎の歯の前突感とともに、横顔のフェイスラインではかなり下顎が小さいのが見受けられる


      
     永臼歯全顎で矯正治療後(小臼歯抜歯)
     歯並びの前突感は改善されているが、骨格的なフェイスラインの改善は難しい




最後のQ,3について

Q.3 その他のかみ合わせの場合、早期矯正治療の効果はありますか?
A.3  確証のある研究や報告はありません。
早期矯正治療の有効性は、患者さんによっても、かみ合わせの種類によっても違いがあります。十分な検査、診断、説明を受け、納得したうえで治療受けてください。


解説はこれだけしかなく、解説自体に急にぼんやりした印象をうけます。前のQ&A二つには多少写真などの参考資料もついているのですが、Q,3の解説は以上です。
ちなみに歯科医師向けのほうには統計などもついているのですが、主にアメリカの治療の報告のようです。
百人に医師がいれば百通りの意見があり、矯正治療にも流派のようなものがあります。永久歯列の治療に重きを置いている先生方には早期治療への理解と研究はいまひとつなのかも知れません・・・。

上顎前突以外のその他のかみ合わせについてということで、話はもどりますが、Q.2の部分で、「当院でも上顎前突(出っ歯)に関しては(後述)、永久歯も生えていないようなお子さんでは行っておりません。」と書きましたが、当院では、下顎前突(受け口の治療)の症例で乳歯期の段階で極端に上顎の成長が小さく、顎の咬み合わせがずれているような場合には永久歯が生える前でも、例外的に上顎の発育を促す治療を行うことがあります。
人間の顎の発育時期は上顎と下顎では時期に差があり、上顎の発育は下顎より早い時期に起こります。対して下顎の成長は高校生くらいまでの長期にわたって発育していきますので、下顎前突や交叉咬合(左右で咬み合わせが逆になっている咬み合わせ)の場合、早い段階で咬み合わせにズレがあると、その後の下顎の発育方向に影響を及ぼし、顎骨のバランスに左右差が出てしまったり(顔の形が右、または左にゆがむ)、下顎前突が助長されてしまったりする場合があるからです。

ただ、下顎前突の場合、骨格的に顎が大きいタイプと、前歯の生える位置などのちょっとしたバランスで受け口になっているタイプがあります。
後者は早期治療が非常に有効なタイプで、下顎自体はそれほど大きくならないので早い段階で前歯の咬み合わせを治してあげれば、その後は安定的に正常な咬み合わせを維持しつつ成長していきます。
しかし、前者は早期治療で一度よくなっても成長期にどんどん下顎が成長していく場合があります。主に両親や親族からの遺伝で、「小さいときには、子どもっぽい丸顔だったけど、思春期に急にお父さんに似て面長になってきた」などという例です。(身長の伸びる時期に連動して下顎も成長します)

こういう症例を取り上げると、「早期治療なんて無駄で意味のないものだ」という結論に飛躍してしまいがちなのですが、自分のお子さんが、この二つのタイプのどちらに相当するかわかりますか?

中には見るから骨格が大きいタイプだとわかるお子さんもいますが(そういう場合は当院でも将来の予測と全顎の永久歯の治療の話をします)、早期治療だけでよくなりそうなお子さんから、その二つのボーダーラインのお子さんもいます。これは長年の治療経験をつむことである程度は予測できますが、我々でも実際やってみないとわからない場合があります。

では、「効果がないかもしれないから、早期治療はしない」これもひとつの選択でしょう。
下顎前突の早期治療にはこのリスクはかならず付いてくるものですので、あらかじめこういった話をさせていただいて、患者さんに十分にご理解いただくことが大切です。その上で、どちらの方法を選ぶかは患者さん自身がよく考えて決められたら良いのではないでしょうか? セカンドオピニオン(現在かかっている医院以外の医師に意見を聞くこと)を含め、我々は出来る限りのアドバイスをさせていただきます。

さて、このガイドラインでは締めくくりの部分で以下のように述べています。

歯科医院の数が増え、子どもの虫歯の数が減少しているため、歯科医院の経営は厳しいのが現状です。自費診療の矯正治療は、そんな歯科医院の大きな収入源になっています。矯正治療を行う歯科医師は増える一方で、かみ合わせや歯並びに問題があれば、すぐに矯正治療の開始を提案する傾向があります。

しかし、たとえ矯正歯科を標榜している歯科医院でも、必ずしも歯科医師に矯正治療に関するきちんとした知識や技術があるわけではなく注意が必要です。すべての患者さんに同一の治療を行うことはあり得ませんし、早期矯正治療を行ったからといって、永久歯を抜かない矯正治療が必ず可能になるわけではありません。

早期矯正治療を受ける際は、必要な検査を受け、治療方法、治療期間、治療費、永久歯列期の見通しなどについて事前に詳しい説明を受け、十分納得したうえで早期矯正治療を開始してください。迷った際は、セカンドオピニオンの活用もおすすめします。


たしかにそういったことはあるようです。矯正歯科の標榜は、歯科医であればだれでも上げることができます。なかには2・3回既製品の矯正器具の講習会に行っただけで矯正治療を始める歯科医もあるでしょう。
大切なのは下線の部分。患者さん自身が治療に関しての理解を深めた上で歯科医院をよく吟味することではないでしょうか?
インターネットで多くの情報が得られる現在、「通い易い」「色々診療しているから便利」「安い」なども医院を選ぶポイントのひとつではあるかとは思いますが、治療の内容自体もできるかぎりよく調べて、十分納得したうえで治療を開始されることを当院からもおすすめします。

2016-12-01 15:56:00

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2016年 11月 休診日の変更とメール予約に関するお願い

今月は予約に関するお知らせです。
まず、11月の休診日ですが、学会や院長の所用が重なり土日を含み大変変更が多くなっております。患者の皆様にはご迷惑おかけしてしまい申し訳ありませんが、ご予約の際はご注意ください。

変更に付きましてはカレンダーにも記載しておりますが、(→カレンダー
11/6~9が学会のため連休のなっておりますほか、通常の第4日曜の休診(11/27)に加え、第1、第3の日曜も休診となっております。
替わりに、通常休診日である11/3(木・祝)11/10(木)11/23(水・祝)を診療とさせていただいておりますので、遠方からお越しで日・祝日をご希望の方は11/3・23等の祝日をご利用ください。

また、最近メールにてご予約くださる方も増えてまいりましたが、メール予約の方法について以下の注意事項をご参考になさってください。

尚、注意事項に関しまして、新しいほうのホームページに記載漏れがあり、一部の患者の皆様にご迷惑をおかけしまて、申し訳ありませんでした。今後そのようなことがないよう精進してまいります。お気づきの点などございましたらご一報いただければ幸いです。


<メール予約の方法>

※メール予約をご希望の方はホームページのお問い合わせページのメールフォームをご利用ください。(メールフォームの「お問い合わせ内容」の欄に「予約」とご記入ください。)

※メールでのご予約は診療カレンダーを参考に2診療日前までにお願いいたします。

     例:7/8(金)に予約希望の場合水・木休診なので7/4(月)まで  
        尚、お電話でのご予約は当日でも受付ております。

※お問い合わせのフォームからメールをいただきましたら、まず「お問い合わせを受け付けました」というメールが自動で送信されます。その時点では実際のご予約は確定できておりませんのでご注意ください。その後、当方よりメールもしくはお電話で実際にご予約できました日時を返信いたしますので、それをもって予約完了となります。

※ご希望の時間は第一希望から第三希望までご記入いただけますが、混雑時お取りできない場合もございますので、その際はお電話にて、その他の近い日時で希望日をご相談させてください。

2016-11-01 17:34:00

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2016年 10月 新しい診察チェア・ユニットが設置されました

 <歯科用チェア・ユニット モリタ社>
去る9月28日、当院の1番ブースのチェア・ユニットが新しくなりました!
チェア・ユニットというのは普段皆さんが診察の際に座っている診察台のことですが、これは歯科診療における最も重要な心臓部ともいえる機材です。
普通の病院の診察台といえば、ただ横になるだけのベッドのような台ですが、歯科の場合、診療に使う様々な機械がほぼこの診察台ひとつにうめこまれていますので、この機材がなければ歯科診療は不可能といっても過言ではないのです。
具体的な機能としては歯を削るドリル(タービンとエンジンの2種類)・歯を清掃乾燥させるスプレー・唾液や汚れを吸い取るバキュームなど、また仕様によっては超音波の歯石除去の機会や歯の神経の検査機器などもふくまれます。


 そんなわけでちょっとした高級車が買えるくらいするチェア・ユニットですが、なにぶん精密機器のかたまりですので、長年使っているとあちこち不具合が生じてきます。「ライトがつかない」、「ドリルが回転しない」、「スプレーが水漏れする」など、その度に自力で修理したり業者さんを呼んだり・・・皆さんもそんな光景をご覧になったことがあるのではないでしょうか・・・f(^^;)
現在使っているチェア・ユニットは開業以来では2代目にあたるものですが、長いもので20年、比較的新しいものでも17年になります。大切に手入れと修理を行いつつ使用してきた機材ではありますが、そろそろ寿命ということで、本格的な不具合が起こる前に買い替えということになりました。

さて、では今回交換になるチェア・ユニットですが、機材の事情により、2番ブースのチェア・ユニットを廃棄して、新しいものを購入、そして新しいチェア・ユニットを1番ブースに設置、1番のチェア・ユニットを2番ブースに移します。
ちょっとややこしいですが、これにより、今まで2番ブースでは使えなかったタービンの機材が使えるようになり、もっとも使用頻度の高い1番ブースに最新のチェア・ユニットが設置されました。

様々な機材プラス、人一人安全に横たわれるチェアですので大変な重量です。これを当院の入り口の狭い階段を人力で搬入という業者さん泣かせの肉体労働でした。関係業者さん各位に感謝!!m(_ _)m
廃棄されるチェア・ユニットも人力で搬出!ただし、その前に使える機材は外して他のチェア・ユニットに使用します。各機材のパーツはそれぞれが高価な消耗品ですので、予備としても保管します。後半は新しいチェア・ユニットの各機材のセッティング。そんなこんなで業者さん3人がかりで丸一日。なんとか無事設置できました!
  旧ユニットの解体移設

 搬出

  新ユニット組立て


こちらが新1番ブースです。

   
  新チェア・ユニット

チェア今までの1番ブース

新しいチェア・ユニットの機材の選定はずいぶん迷いましたが、最終的に設置するブースの面積と付属機材の互換性の点から、従来と同じくモリタ社のスペースラインというシリーズのスピリットVという型に決定しました。
今回のチェアシートはさわやかな明るい黄緑色で「薄萌黄」という色です。このモリタ社のスペースラインのシリーズは日本古来の色の名前がついていてなんとなく雅やかですね。

機能的にも色々新しい機能がついているようです。今回大きく違う点はドリルやスプレーの格納場所がテーブルのほうに付くタイプにしてみましたので、従来の肩口に格納するタイプに比べると、髪の長い患者さんの髪に絡まることがなくなりました。また各給水管クリーンシステムや滅菌可能な部分が増えたりと、より衛生面に配慮された設計となっております。

             
  給水管クリーンシステム                       ベースン自動洗浄システム
               
  バキュームタンク自動洗浄システム                       滅菌可能ワンタッチコネクション

2016-10-01 15:01:00

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2016年 9月 12歳臼歯 ちゃんと生えていますか? ―12歳臼歯の部分治療―

 皆さん12歳臼歯をご存知ですか?
その名のとおり12歳ころに生えてくる永久歯で、12歳臼歯まできちんと生え揃って永久歯列の完成となります。
乳歯の抜けた部分に生え変わってくるのでなく、それまでの一番奥の歯(6歳臼歯)のさらに奥にいきなり生えてくるので、たまに親知らずが生えてきたと勘違いされる方もいますが、永久歯の咬み合わせの中でとても重要な役割をもつ歯ですので、上下きちんと咬み合わさっていることが大切です。

12歳臼歯 ちゃんと生えていますか?
 ちなみに12歳臼歯というのは俗称で、正式には第二大臼歯といいます。
6歳臼歯は第一大臼歯、親知らずは第三大臼歯といい、大臼歯は全部で三種類ありますが、現代人は顎が小さく第三大臼歯である親知らずは歯そのものができなかったり、あっても生えてこない人が多いため、12歳臼歯まで揃っていれば正常ということになっています。
 さて、この12歳臼歯ですが、親知らずのように歯そのものがない人はあまりいないのですが、きちんと生えてこないという方が意外といるのです。やはり親知らず同様に顎が小さいことが原因と考えられますが、斜めに生えて、手前の歯にぶつかって生え切れなくなったり、上下で咬み合わなくなったりしているのです。


12歳臼歯の歯列不正の種類と問題点
 12歳臼歯の問題は実際には大きく以下の三つのパターンにわけられますが、いずれも歯として機能できないだけでなく、汚れがたまりやすく虫歯や歯周病の原因になったり、顎の動きの妨げになります。片咬み癖による顔や顎関節の変形にも注意が必要です。

1 鋏状咬合(シザーズバイト  シザー=はさみ バイト=咬合)

    

 はさみ(鋏)の刃のように上下の歯がすれ違っている咬み合わせです。通常でも上の12歳臼歯はやや外向き、下はやや内向きに生えてくるのですが、この外向き内向きの傾斜が強すぎて咬み合わせの面が合わなくなっているので食べ物をしっかりすり潰して噛むことができません。(余談ですが、「咬む」と「噛む」の漢字の使い分けは  「噛(か)む」と「咬(か)む」 -良い咬み合わせのために良く噛む- を参照してください)
本来、臼歯とは字のごとく、うす(臼)のようにものをすり潰すのが役割であり、そのために臼歯の咬みあわせの面には細かい溝が複雑に入っています。この溝同士が上下でぴったり咬み合うように面で合わさるので、食べ物をしっかり捕らえてすり潰すことが出来るのですが、シザーズでは内側と外側のツルッと丸い面同士の接触なので、点状の接触となります。
 また、下の歯の内側・上の歯の外側は汚れがたまりやすい上に、歯ブラシも当てにくく、虫歯や歯周病になりやすくなります。(特にこの状態の人では、上の歯の外側から後ろにかけて虫歯が出来ている人が多いです)
咬みにくかったり、食べ物がつまり易かったりすると、どうしても咬みやすい側ばかりで咬む癖(片咬み)がつき、長年にわたった場合、顔や顎関節の変形につながります。

2 交叉咬合(クロスバイト)



 シザーズとは逆に上の歯が内向き、下が外向きに傾斜しています。
一見咬み合わせの面は当たっていますが、歯の咬み合わせの溝は上下で決まった位置で咬んではじめて溝の山谷が一致しますので、やはり接触面積は少なくなり咀嚼(物を噛むこと)の効率は悪くなります。また、咀嚼時に顎を左右に動かすとき、この変な位置で咬み合っている歯部分が邪魔になりスムーズな顎の運動の妨げになります。
シザーズ同様に片咬みによる顔や顎関節の変形に注意が必要です。

3 傾斜による萌出困難




 斜めや横向きに生えて、隣の歯にぶつかって生え切れなくなった状態です。
たいていの場合、前方に傾斜しており、前隣の臼歯に引っかかって萌出が止まってしまいます。下顎の歯でよく見られますが、上顎でもおこります。
歯の一部(歯の後ろの山のあたり)が出てきたところで萌出が止まったままになったり、いつまでも生えて来ないのでレントゲンを撮ったら、ひっかかったまま埋まっていた、などです。

親知らずにはこういった状態は大変多く、多くの親知らずが抜歯を余儀なくされるのはこのためです。(上図 親知らず傾斜症例)
また、6歳臼歯でもおこることがありますが、6歳臼歯・12歳臼歯は健康上非常に重要な歯ですので、抜くわけにはいきません。ちなみに6歳臼歯一本失うと前咀嚼機能の20%を損なうといわれています。できるだけ早く治療して改善してあげたいものです。

 こういった萌出困難な状態は歯としてまったく機能しないだけでなく、非常に汚れがたまりやすく、ひっかかっている隣の6歳臼歯までもが虫歯や歯周病のリスクにさらされます。
傾斜した下側の部分がどうがんばっても歯ブラシをあてることが不可能であり、6歳臼歯との間に虫歯菌や歯周病菌が繁殖するからです。また虫歯になった際の治療が大変難しく、再発や抜歯の可能性が高くなります。

12歳臼歯どうしたらいいの?
 ところで、こういった12歳臼歯の歯列不正、気づいていなかったり、知っていても放置される場合が少なくありません。12歳くらいの年齢になると、親が子供のお口の中をみることも少なくなってきますし、本人も大人と違って、まだ健康への関心や知識もあまりありません。また12歳臼歯といっても、12歳ぴったりに生えてくるわけでなく、個人差によって、遅い人では高校生くらいになります。歯科検診でも集団検診では一番奥にある12歳臼歯は見えづらく、萌出の途中なのか、ひっかかっているのかは判別が困難です。 

 さらに、こういった歯列不正は矯正で治すことになるのですが、ここがまたひとつのハードルになるようです。奥歯の歯並びなので、見た目に気になるわけでなく、痛みがあるわけでもない。自覚としてはせいぜい物が詰まりやすいくらいで、咬みにくさなども感じない方がほとんどです。
この状態で保険のきかない治療費がいくらかかるかわからない矯正歯科の門を叩くのはかなりのハードルなのかもしれません。自分でもどうなっているかよくわからない奥歯を治すといわれても治療法のイメージ自体も想像できないことでしょう。(参考までに以下に当院での治療法と治療費を紹介します) 

 そんなわけで、なんとなく変だなと思いつつ気づかないふりをしがちになる12歳臼歯ですが、しかし傾斜した歯は自然によくなることはなく、年を追うごとに少しずつ悪くなっていきます。一度虫歯の詰め物をした歯は確実に寿命を縮め、歯周病で骨吸収した歯槽骨はもとには戻りません。悪くなってからの歯科治療にはお金もかかるものです。手遅れになって大金をかける羽目になることのないよう、自分やお子さんの奥歯の状況を把握しておきましょう。パノラマレントゲンで簡単に確認できますので、まずはちゃんと生えるかどうかだけでも一度みておくと安心です。

大臼歯のアップライト治療
12歳臼歯に限らず、傾斜した大臼歯は部分的な装置で比較的簡単に起こすことができます。傾斜した奥歯を起こす治療ですので「アップライト」と呼びます。
以下は当院での基本的な治療法と治療費になります。装置は何パターンかありますが、基本の考え方は同じで、傾斜した臼歯の隣の歯を固定源にして、そこに取り付けた矯正装置で押したり引いたりして傾斜歯をおこします。1本の大臼歯をアップライトするのに固定源の歯が1本では力負けして固定源の歯も動いてしまうので、固定源にする歯は反対側の大臼歯とワイヤーの器具(リンガルアーチ)で繋ぎます。大臼歯一本のアップライトであれば装置を着ける歯は以上の3本だけです。装置を着ける歯はいずれも奥歯ですので外からはほぼ見えません。

<部分治療 大臼歯アップライト>
治療期間:半年~1年  
装置の調整:一月に一回  
治療費:矯正管理料 10万円(外税) *別途 検査料・処置料   詳細はこちら→治療費について

2016-09-01 17:40:00

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2016年 8月 永久歯先天性欠如は10人に1人!!

いよいよ夏本番!皆さんいかがお過ごしですか?さて、今月は永久歯の先天性欠如のお話。
皆さん、小学生のころに、歯のパノラマレントゲン(全部の歯が一並びに写る)をとったことがありますか?乳歯や永久歯の数は全部そろっていましたか?

                               


 近年、お子さんの成長過程で永久歯が生えて来ないというケースがとても増えています。
今までもこのトピックスのコーナーでは、永久歯が生えて来ない症例については何度か取り上げてまいりましたね。

まず永久歯が生えて来ないのには、二通りの理由があります。
  1. 永久歯はあるが、埋まったまま出て来られない位置にある
  2. もともと永久歯の種(歯胚)がない

 「1.永久歯はあるが埋まったまま出て来られない位置にある」は埋まった状態によって色々なケースがありますが、当トピックスのコーナーでは顕著な例として「移転歯」という症例をいくつか取り上げさせていただいておりますのでご参照ください。

   • 2010年  11月 歯の生える場所が入れ替わる!? -移転歯-
   • 2010年  12月 移転歯2 治療例

では「2.もともと永久歯の種(歯胚)がない」という症例ですが、こういった状態を「先天性欠如」といいます。
この先天性欠如は特定の病気や障害などの影響が原因の場合もありますが、ほとんどのケースが原因不明です。そしてこの先天性欠如は増加傾向にあり、2007年の日本小児歯科学界の大規模調査では、日本人約1万5千人中、10.01%のお子さんに先天性欠如が発現しているという報告でした。
つまり現代っ子の10人に一人は永久歯の数が足らないということです。


小学生になったら、パノラマレントゲンを撮りましょう!

 10人に1人。これは結構な発現頻度です。1クラスに何人かはいるということですので、他人事ではありません。皆さん、ご自分の、またはお子さんの歯の数をちゃんと把握していますか?
現代人の永久歯の数は上下左右各7本ずつで合計28本です(親知らずを含まない)。
ただ、歯の生え変わりの時期というのは、かならずしも左右対称に生え変わってくれるわけではなく、一般の方には乳歯と永久歯の区別もつきにくいので、正確に把握することが難しいと思います。
そこで有効なのが、冒頭のパノラマレントゲンです。小学生になるころに、将来生えてくる予定の永久歯はすでに顎の骨の中にスタンバイしています。
実はこの上記のレントゲンの患者さんは先天性欠如があります。どの永久歯が欠如しているかわかりますか?ヒントとして、一般に先天性欠如は比較的発現しやすい箇所があります。中心から二番目の側切歯と五番目の第二小臼歯です。(もちろんそれ以外の歯でもおこる可能性はあります。)また欠如歯は一箇所とは限りません。
先述の統計では先天性欠如のある方のうち、1歯欠如51.7%、  2歯29.0%、  3歯5.6%、  4歯5.0%、  5歯以上欠如8.6%となっています。

ということで正解ですが、この患者さんの先天性欠如は右下の第一小臼歯(中心から4番目)でした。下顎の左右の歯の数を比べてみてください。永久歯は完全に生えているものと、乳歯の下にスタンバイしているものと混ざってはいますが、右のほうが1本少ないのがわかりますでしょうか?

 移転歯や先天性欠如歯の治療には早期発見がとても大切です。
しかし、表面から見るだけの学校歯科検診では、そういった移転歯や先天性欠如歯の発見は困難です。中高生になっても生えてきていない歯があればさすがに学校検診でもチェックされますが、それでは手遅れの場合があります。
たとえば、先天性欠如に気づかず、下顎の奥の乳歯が抜けたままいつか生えてくるだろうと放置した場合、後ろの永久歯が倒れこんできてしまったり、上の歯が伸びすぎてしまって咬み合わせがおかしくなったりします。多くの場合後に生えてくる永久歯がない部分の乳歯は大切に残しておく必要があります。
うっかり無計画に抜いてしまったり、虫歯にしたりしないために、早い段階で先天性欠如の有無は把握しておくことが大切なのです。


先天性欠如がみつかったらどうすべきか?

 では、先天性欠如が早期発見できたらどうしたらよいのでしょう?
まずはご両親に言いたいのは、「どうしてなってしまったんだろう?」「妊娠期になにかいけなかったんだろうか?」などとマイナス思考にならないでほしいということです。先ほど述べましたように先天性欠如は10人に1人はあらわれます。
たとえば髪の天然パーマと同じように、ひとつの個性としてとらえてよいと思います。天然パーマの髪も癖の強さによっては苦労される方もおられますが、逆に上手くスタイリングして素敵なヘアスタイルにされている方から様々です。
歯の数においても、近年、顎の骨自体が小さくて歯が並び切らずに凸凹になっている方がたくさん歯列矯正に来られます。そういった場合きれいに並べるために歯を抜かなければなりません。もともと顎の小さい方の場合、先天性欠如歯があることで、歯並びの凸凹が少なくなっている場合もあります。
ただ、皆が皆そう上手く納まるわけではありませんし、先述のように咬み合わせに影響が出る場合もあります。早い段階で先天性欠如を把握して、きちんと将来を予測して計画性をもって対処していきましょう。


先天性欠如の対処法

 先天性欠如歯の本数にもよりますが、大別すると二つの方向に分かれます。
   

  1. 乳歯が抜けるまで出来る限り長持ちさせて、抜けたら人工の歯を入れる。
   (入れ歯・ブリッジ・インプラント)
  2. 先天性欠如以外の歯で歯並びを作る。
   
1の場合まず乳歯が健康な状態であるということが大前提です。
乳歯の歯根は自然に吸収されて徐々に短くなっていく傾向がありますが、よい状態の乳歯であれば30代40代まで抜けずに残る場合があります。先天性欠如部分の乳歯は乳歯だからといって虫歯の治療をおろそかにしたりせず大切に長持ちさせてあげてください。

先天性欠如がわかった時にはすでにボロボロだったり、大事にしていたけれど歯根がなくなって抜けてしまった場合には人工の歯を入れるか、2.の残された先天性欠如以外の歯で歯並びを作るかのどちらかです。人工の歯というのは、入れ歯・ブリッジ・インプラントのどれかです。(差し歯は歯の根っこが残っている状態でないとできません) 

                


ただし、ブリッジもインプラントもある程度、大人の咬み合わせになって顎の骨がしっかりしてこないとできません。それまでは、できるかぎり乳歯を温存するか、周囲の歯が倒れてこないように、入れ歯や保隙装置(隙間を維持する装置)などを入れる必要があります。

では、2の「先天性欠如以外の歯で歯並びを作る。」ですが、これは上記のように顎の小さい方に向いている治療法で、永久歯がない部分の隙間は前後の歯を動かして閉じます。上下左右のバランスをとるために追加で抜歯する必要がある場合もありますが、たとえば凸凹の歯並びの方で矯正治療のために第一小臼歯を上下左右一本ずつ計4本抜歯が必要な症例ですと、すでに1本先天性欠如があれば、抜歯は3本ですみます。

                                                                      
  <小臼歯左右1本ずつ欠如している歯並び>    <全部の永久歯がそろっている歯並び>      

ただ先天性欠如の部位や本数によってはバランスをとるのが難しくなる場合もありますので、注意が必要です。矯正治療とブリッジやインプラントを併用する必要がある場合もあり、出来れば比較的早い段階から長期的な計画をもって治療することが望ましいといえます(参考症例:2011年   1月 移転歯+先天性欠如+矮小歯・・・その治療例)
また先天性欠如の本数が極めて多い場合、平成28年度現在、6本以上の先天性欠如がある場合には「6歯以上の先天性部分(性)無歯症」という症名となり、保険で矯正治療を受けることが出来ます。

 最後にもうひとつ自家移植という方法もあります。
複数の歯が欠如している場合で、上下または左右のバランスが難しい場合、たとえば下顎の歯は全部そろっているのに上顎の歯は4本も欠如しているといった場合に、下の歯を抜いて上顎に移植するなどです。
技術的に難しく、抜いた部分や移植した歯と周りの歯の形のバランスをどうするか?などの問題もありますが、もともと自分の歯なので安定しやすいといったメリットもあります。

 さて、先天性欠如歯について、一通り述べてまいりましたが、要は先天性欠如歯についてもっと知っていてほしいということです。10人に1人という高頻度のわりにいまひとつ認知度が低いのが現状です。現代では対処法いろいろありますので、過剰に不安になる必要はありませんし、何も知らずに放置するのも考え物です。正しい知識できちんと対応していきましょう。まずは小学生になったらパノラマレントゲンで確認を!!

2016-08-01 16:48:00

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2016年 7月 ベスト・スマイル・オブ・ザ・イヤーのお知らせ

先月に引き続き今月もフォトコンテストのお知らせ。こちらも恒例の『ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016』です。
こちらのフォトコンテストは、『「いい歯で、いい笑顔」を日本中に。』をキャッチフレーズに、社団法人日本歯科医師会が、8020運動の一環として、また、歯科医療への正しい理解促進を図ることを目的に実施しているキャンペーンです。

「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016」には、「とびきりの笑顔」の写真を募集するスマイルフォトコンテストと、全国の日本歯科医師会会員が「笑顔が素敵な」著名人を選ぶ部門があり、11月8日に各部門の授賞式が行われます。
入賞者には韓国ペア旅行や旅行券他、豪華賞品がご用意されておりますので、皆さん是非ご応募下さい。
 

賞品



入賞発表までの流れ

応募期間 2016年9月23日(金)まで
審査期間 2016年10月中
発表・授賞式 2016年11月8日(火)都内会場にて


応募作品

あなたの、そしてあなたの大切な人の「笑顔」の写真を1枚(デジタルカメラの写真データ〈推奨1MB程度。最大2MBまで〉、プリントならE判から2L判で)応募ください。メディア(CD-R、CD-RW)での郵送も可能です。
 *カラー、モノクロは問いません。
 *お1人さま何点でも応募いただけますが、同じ作品を別タイトルにより二重応募することはできません。
 *応募に際しては、必ずご本人(被写体)の承諾をいただいてください。  また被写体が未成年の場合は、親権者の承諾が必要です。
 *応募作品の著作権は撮影者にありますが、画像そのもののフォトコンテストにおける使用権は主催者が有します。
 *受賞作品のみ、個人を特定した記事・広告に使用する場合もございます。
 *コンテストの趣旨から逸脱するような媒体等への出稿は行いません。


応募条件

日本国内在住。プロフェッショナル、アマチュア、年齢、性別問いません。


審査方法

2016年10月中に、第一次審査、最終審査を経て選出いたします。


審査委員長

浅井愼平氏


結果発表

2016年11月8日(火)にオフィシャルサイト内(http://bestsmile.jp)で受賞作品を発表いたします。また、同日、東京で授賞式を開催いたします。
 *佳作を数作品、公式Facebookページでのみ発表します。
 *授賞式イベントにご参加いただくご本人さまの交通費につきましては、事務局が負担いたします。
   
 *授賞式にご参加いただけない場合には、授賞対象から除外させていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。


応募方法

<PCサイトからの応募>
〒108-0023 港芝浦郵便局留め「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016」事務局宛
最下段の「応募はこちら」をクリックし、必要事項をご記入の上、応募ください。


<郵送での応募>
紙焼き、プリントアウトした作品、CD-R、CD-RWなどのメディアによる応募も可能です。 当ページ最下段の「応募する」をクリックし、応募用紙をダウンロードして下さい。必要事項をご記入の上、下記応募先までご郵送ください。
*郵送の場合は9月23日(金)「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016」事務局到着分まで有効


   郵送先
    〒108-0023 港芝浦郵便局留め「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016」事務局宛


<スマートフォンからの応募>
 左の二次元コードを読み込むか、http://bestsmile.jp を直接入力してアクセスして頂き、案内に添って応募ください。



                 

2016-07-01 16:25:00

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2016年 6月 ブレーススマイルコンテストのお知らせ

今年も恒例のブレーススマイルコンテストの季節になりました。
今回のテーマは『ただいま矯正治療中! とっておきの笑顔』です。矯正歯科治療でキレイな歯並びになっていく皆さんの"とっておきの笑顔"を募集します。
同コンテストは、矯正歯科治療中の方を対象にした笑顔のフォトコンテストで、矯正歯科治療中の方がより前向きに治療に取り組んでいただくことを目的として、日本臨床矯正歯科医会が2005年より実施し、今年で12回目になります。昨年も全国からたくさんの作品が寄せられました。
さらに本年2月24日には、当本会と台湾の矯正専門開業医の団体「Taiwan Association of Orthodontists」(略称:TAO)との間で「ブレーススマイルコンテスト」の商標使用許諾契約を締結、昨年の韓国に続き台湾でも「ブレーススマイルコンテスト」が開催されています。

 
 なお、ブレーススマイルコンテストはご応募いただいた作品から入賞12作品(予定)を選出後、下記の各賞を選考します。
★最優秀賞(1名) ★優秀賞(2名) ★大会賞(1名)、他
最優秀賞と優秀賞受賞者には賞金と、副賞として東京ディズニーリゾート1デーパスポート2日分(ペア)と東京ディズニーリゾートギフトカード5万円分が贈呈されます。その他入賞者全員にQUOカード5000円等を贈呈いたします。詳細と募集要項については、以下をご参照ください。
 

 


 

 
第11回 最優秀賞
 「夏はやっぱりスイカだね~」
 
「ブレーススマイルコンテスト」
商標使用許諾契約調印式の模様
左 TAO リウ会長、
右 日本臨床矯正歯科医会 富永会長

 
 
 
 

『第12回ブレース スマイル コンテスト 募集要項』

 
 
テーマ
 
『ただいま矯正治療中! とっておきの笑顔』
 
募集期間
 
2015年6月1日(水)から8月31日(水) 
※締切日必着
 
応募条件
 
応募者が矯正歯科治療中の方応募者のブレース(矯正装置)がはっきりと写っていること
受賞の対象となるのは応募者のみとなります。(被写体は複数人数可)
応募はお一人につき1点のみとさせていただきます。
 
応募方法
 
1デジタル写真データ、または、プリント写真
<デジタル写真データの応募方法>
日本臨床矯正歯科医会のホームページ(http://www.jpao.jp/smile/)からご応募ください。(応募受付は6月1日より開始します。)
<プリント写真の応募方法>
・写真はカラープリント2Lサイズのみです。記録媒体の郵送は不可。
・写真の裏面に応募者の名前を記入してください。
・以下の必要事項を別紙に明記し(書式自由)、写真と同封してご郵送ください。
【必要事項】
応募者氏名(フリガナ)/年齢/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス(メールアドレスをお持ちでない場合は記載の必要ございません)/治療医院名/治療医院電話番号/治療開始年月日/募集を知った方法〈医院、メディアなど〉/写真のタイトル/矯正歯科治療を経験した感想。歯並びと笑顔についてのコメント〈~100字程度〉
【郵送先】
〒116-0013 日本郵便荒川支店 私書箱22号第11回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
※応募作品はご返却しません。
 
賞・賞品
 
★最優秀賞(1名)
賞金5万円と副賞(東京ディズニーリゾート1デーパスポート2日分(ペア)+ 東京ディズニーリゾートギフトカード5万円分)
★優秀賞(2名)
賞金3万円と副賞(最優秀賞と同じ)
★大会賞、審査員特別賞、コメント賞 (各1名)
★その他入賞者全員にQUOカード5000円
 
受賞者発表
 
2016年10月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で入賞12作品を発表予定
2016年12月に日本臨床矯正歯科医会ホームページ等で各賞発表予定
(日本臨床矯正歯科医会ホームページ http://www.jpao.jp)
※12月の各賞発表後、最優秀賞、優秀賞、大会賞受賞者の皆様には、2017年2月実施予定の表彰式へのご招待のご連絡をさせていただきます。またその他の受賞者の皆様にもご招待のご連絡をさせていただく場合がございます。 
 
注意事項
 
※応募作品(写真タイトル、応募コメントを含む)の使用及び著作権は日本臨床矯正歯科医会に帰属し、当会の書籍などの出版物やウェブサイト、PR・プロモーションのために使用させて頂くことがありますので、あらかじめご了承ください。なお、応募作品は返却いたしません。
※応募作品を当会の出版物やウェブサイト、PR・プロモーション活動等に使用する場合、必要に応じ画像のトリミングや色調の補正等の加工を行う場合があります。
※第三者の権利(著作権、肖像権など)を侵害する作品は応募できません。応募作品に著作権や肖像権の問題が発生しましても、当会はその一切の責任を負わないものとし、その責任・解決はすべて応募者に帰属するものとします。
※入賞作品(写真タイトル、応募コメントを含む)は、当医会の広報発表資料や主催する催し、広報誌や作品集等の出版物、ポスター・チラシ、ウェブサイト等で使用する場合があります。作品の使用にあたっては、入賞者の氏名や年齢、居住都道府県の表示を行う場合があります。
※応募に関する個人情報は、本コンテストに関連する業務(賞の発表や連絡を含む)、ウェブサイトや書籍等へのご協力を確認する連絡以外には使用いたしません。
 
主催
 
・公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会・日本歯科矯正器材協議会
 
問い合わせ先
 
日本臨床矯正歯科医会 第12回ブレーススマイルコンテスト応募事務局
E-mail:brace-smile@jpao.jp
ブレーススマイルコンテスト ホームページ:http://www.jpao.jp/smile/
 
 
 
 

2016-06-01 11:38:00

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2016年 5月 保険適用疾患の改定と歯の健康フェア

今月は歯科矯正における保険適用疾患の改定と歯に関するイベントのご案内です。

保険適用疾患の改定の改定につきましては、こちらをご覧ください。
         平成28年度保険適用疾患の改定


さて、イベントのご案内ですが、毎年恒例となりました『歯の健康フェア』、今年もいよいよ来月開催です。無料の検診や相談コーナーが開かれたりと、お得な情報満載となっておりますので、是非この機会をご利用下さい。



『歯の健康フェア』は倉敷歯科医師会主催で開催される、市民の皆さんの歯やお口の健康に関する意識を高めていただくためのフェアです。毎年著名な講師の方を招いての特別講演会や無料の健診、大人気の体験コーナーなど色々なイベントを行っております。日程は下記のとおりです。
尚、人気の『歯医者さん・技工士さん体験』は予約制となっておりますので、お早めに!!


第40回歯の健康フェア  歯と口の健康週間特別行事 

 日時:平成28年6月5日(日)10時~15時30分
 場所:くらしき健康福祉プラザ
      倉敷市笹沖180番地(倉敷市保健所隣)
 ※無料駐車場あり
     入場無料
     会場案内はこちら
主催:倉敷歯科医師会・岡山県歯科医師会
共催:倉敷市・倉敷市教育委員会・岡山県・岡山県歯科衛生士会・岡山県歯科技工士会
後援:RSK山陽放送・RNC西日本放送・FMくらしき・NHK岡山放送局・OHK岡山放送・
        倉敷ケーブルテレビ・山陽新聞社・TSCテレビせとうち (50音順)

●特別講演会(プラザホール 5階)
     午前10時~12時30分(開場9時30分)
    「知られざる生活習慣病 口呼吸について」
    講師:今井 一彰氏 (医師 みらいクリニック院長)

●なんでもカムンジャーショー& 咬むこと面白ゼミナール(プラザホール5階)
   午後2時00分~午後3時00分 (協力:くらしき作陽大学)

●とらまる人形劇団公演(201研修室 2F)
     午後12時30分~午後1時30分

●歯医者さん・技工士さん体験(体育館 4F)
     午前10時00分~午後3時00分
  *対象 小学生以上
   *要予約

●各種イベント(2階、3階、4階)

 健康レクリエーション
・指型作り(協力:岡山県歯科技工士会)
・キッズプレイ・わくわく工作
・風船ベース
・豆つかみ選手権・歯(ぱ)ズル
・健康くらしき21コーナー(協力:倉敷保健所)
・お口を使ってチャレンジコーナー
・アンチエイジングコーナー

虫歯予防
・予防コーナー(フッ素洗口体験 協力:岡山県歯科衛生士会)

歯科相談
・口腔がん検診(協力:岡山大学病院)
・口唇圧診断コーナー(今井先生タイアップ企画)
・歯の健康力測定・歯科相談

お楽しみ企画
・スタンプラリー(すてきな景品がもらえます)
・倉敷スマイルフォトコンテスト
・お口の川柳コンテス


など盛りだくさんです。多数のご来場をお待ちしています!


お問い合わせ先
   〒710-0057 倉敷市昭和2-2-17
    (社)倉敷歯科医師
        Tel(086)422-2122
    Fax(086)426-9200
      E-mail:info@kuradent.jp

2016-05-01 11:09:00

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